上海の出港は、20時。
いつもの夕食は、17時30分からの「1回目」なのですが、今日はエクスカーションから帰ってくるのが遅くなったのもあり、2回目でもいいとなっていました。
お知らせボードにも書いてありましたし)
そのかわり、オープンシート(座席指定なし)です。
なので、3回目の晩御飯、またしても違うウエイターさんです...。
毎日同じ人なので顔見知りになれて楽しいよー...ってウソツキ...。

しかし、なんとここでも、お昼と同じご家族と相席(笑)。
向こうも覚えていてくださって、あら、みたいなご挨拶をしました。
こういう顔見知りができるっていいですね。

ちなみに、コスタはどうも入出港に特別の意識がないみたいで、入港・出港の時間にかぶせて食事というのが普通にあります。
(しかも1回目にかぶってるから、いつも外で見られない)
この日もそうだったので、できたら良いなーくらいの感覚で(オープンシートだし)、岸壁のある左舷側にセットできないか聞いてみました。
残念ながら、左舷側は中国人の方用らしく、真ん中のテーブルへ案内されました(てゆーか、そしたら右舷側に振ってくれても良かったと思うの...)

ちなみに、ウエイターさんは中国の方。(名札に出身国の国旗がついているのでわかる)
ものすごく頑張ってスマイリーな対応をしていただいているのはわかるんです。
わかるんですけど!!
やっぱり無愛想なんだよねえ...。
ほかの国のスタッフさんと比べると...。
(フィリピンやその周辺諸国、ドミニカ共和国あたりからのスタッフさんが多いそうです)
でもそれが国民性だと思うので(ほほえみの国タイのように、中国人はそういう対応なんだと思っているし中国人客はそれが自国サービスなんで納得していると思うの。)、せっかくなのでテーブル配置のときに気をつけるといいと思うんだ...。

そして肉の寄せ集めステーキ(笑)。
同行者の肉はちゃんと塊だったのに!
(でもこっちのほうが、むしろ柔らかくて食べやすかったかもです)
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そして......いつもーウエイターさんが違ってもー溶けている...アイスクリームでした。
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4階の自分の部屋に戻って撮影。
すっごい近いのわかりますか(笑)。

初日のこの記事「乗船!」の船の写真をご覧ください。
ボーディングブリッジの真下にある丸窓わかりますか?
たぶんこの窓の段です。(乗船が5階からだったので)

クルーズでも(マンションでも)、高いところの部屋はお値段も高いわけですが、クルーズの場合は見晴らしがいいところに行きたければデッキに上がれば良いわけで、4階のこの感じって、逆に臨場感というか「近い!」感じがして良いです。

ただ、最初の頃、油断していた同室のYさんは、まったり着替えようとして窓の外を見たら、近くに作業しているおっちゃんがいてびっくりしたらしい
船が多いところを通るときは、危険です。

上海から戻ったところで、ボードを発見しました。
5階のインフォメーションデスク(両替等の対応するホテルのフロントと同じ)の前ある、応接セットみたいなところです。
初日から、何か書いてあるのは知っていたのですが、わりと普通の情報だったので見逃してました。
ちなみに、博多や済州島のように階段を降りて直接岸壁に行く場合は、このインフォメーションの前を通りますが(その入り口は5階なので)、上海はボーディングブリッジを直結なので、3階から降りたのです。
今日は両替もなく(前日に両替し損ねた私たちは、人民元を無一文?で下船する羽目に)、エクスカーションの参加申し込みは前日〆切で、ちょっと誰に向けた事前情報だったのか不明。
ほとんど初めて気づいたので、それまでの情報もよくわからなくて。

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なので、発見というか、役にたったというか。
中国は明日から3連休なんだなぁ。
だから、今日乗船してきたお客さんは、若い人が多いのかな。
しかし、3連休の直前なので混んでいるのは当然!余裕を持った計画を☆とここで言われても...という感じ、かなあ。(もう組んじゃってるよねー、大半の人は)

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隣のボードはこんな感じ。
Todayに書いてあったのと同じだし......。
船を降りるまで、この方たちの立場がいまいちわからないままでした。
初日だったかなあ、質問をした初老の男性に、私はただどこに行けばいいかを説明するだけですから〜とやんわり突き放してるのを見て、何をする人なんだろう、と思ったものです。
まあ、質問が変だった可能性も限りなく高いんですが。
日本語を話すスタッフはインフォメーションデスクにもいるので、いまいちよくわからず...。

実は、Todayに書いてあった「日本人スタッフによるホスピタリティーデスク」がこれだと信じていたのですが、それにしてはK太くんが座っているのをみなかったし......。
下船後、ほかの方のblog(へきさんの「へきのROOM」)でようやく、エージェントが開いているものだと気づきました。
なんかそんなこと聞いたような...。(時々「グループ」と出てきますが、ちょっと特殊なグループ参加だったので、細かい流れが良くわからないのです。食事のシートとか最初から1st指定だったし...)
でも、コスタのサービスじゃないため、船内説明会でもTodayにも触れられず、浮いていたようですね。
へきさんのブログには、今回のチャーターの仕組み(2社でチャーター)とかもありますのでぜひご覧ください。
もし、日本のエージェントが開いているのであれば、日本語訳版「Today」に反映させてもいいと思うのですが。特にOTAはコスタ社の総代理店的立場のはずですし...。変なところで「律儀」なんですよね。Today...その辺はまた改めて。

エージェントさんのヘルプデスクについては、私達には差し迫ったトラブルもなかったし、使う機会もなかったから良いんだけど。
(ていうより、同室のYさんの流暢な英語のおかげなんですが)

休みの間に更新しようと思ったのですがちょっと間が空きました。。。
写真ベースで更新後、トラブルネタまで書こうと思ったのですが当分かかりそうです。まったりと見守ってください。

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さて、エクスカーションツアーを終え、バスは無事に元の場所に戻りました。
再び同じ経路を通るかと思いきや、並んだのはボーディングブリッジの下にあった、青い掘っ立て小屋プレハブ小屋。
スタッフの方が、パスポートとパスポートのコピーを準備するように言っています。
あんまりまじまじと見てなかったのですが、よく見るとパスポートコピーにはパスポートと同じ入国スタンプが押されていました。
自分の順番が来ると、パスポートコピーとパスポートの写真欄を照合されて出国印がパスポートにのみ押されました。
出発前、やたらとパスポートコピーが重要!!と言われていたのですが、なんだろう、写真貼り変えとかそういうの対策???
何しろ、初海外で1個目の海外の済州島は手続きはなかったも同然だったので、なんだかいろいろ疑問な感じでした。
過去に飛行機で中国に来たことのあるYさんもちょっと「?」だったので、もしかしたらクルーズ限定の処置とかなんでしょうか。
出国スタンプをもらうと、小屋の真隣にあった急な階段を登って、ボーディングブリッジを通って帰船となりました。
まあ、帰りはよそから来た人が出てくだけだから、簡単っちゃー簡単だよね。そんなものなのかしら。

上海の夜景は、限りなく人工的。
見せますって気合いが滲み出てる感じです。
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なんか、このビルの絵もどんどん変わるんですよーびっくりする。


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対岸にコスタクラシカが見えます。
そう、これって川なんだよね。
そう思うと、近くなくて大分遠い。
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私たちのいるほうは、こういう夜景で。

対岸のギラギラやる気満々な景色と、こちらがわのしっとりした、建造物を外から照らした優しい眺めと(反射光と自身が光ってるのはだいぶ印象が違うし)の対比がすごいです。
さらに、ここから振り返ると近代的(現代的?)高層オフィスビルの普通の夜景まで見えちゃう。
あらゆる夜景を満喫できるわけです。
絶景スポットなぶん、危険も多いわけで、ここでは絶対に財布を出さないようにとガイドさんに念を押されました。
最初の場所で怪しい時計を買っちゃったお客さんがいたしね......。
迂闊っぽい気配がしたんだろうなぁ。

新天地。
施設の詳細は、検索などしてください。
予習なしでガイドさんの解説しか聞いてないので、今ここに書いたら絶対間違ってると思う。
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やっぱり国家ぐるみの開発ってすごい。
ちまちましてなくて、どーんていう感じ。
丸ごとやります文句は言わせませんってやったお陰で、建築としての価値はともかく、建物と街のリノベーションは大成功だと思う。
このツアーでは、夜景とかの景色だけを見るものだったのだけど、上海のごった煮感は伺えて、巨大な都市ビルと開発されてない小さな家屋とでクラクラしていたので、人造感はあったものの、一区画の統一された町並みにホッとしました。
煉瓦造りの建物群は、ガラスやコンクリ造りの建物とは明らかに違います。
それは茅葺きとか純日本家屋なんかでも同じなので、たぶん「自然様」の素材が使われているかどうかの違いなんでしょう。
このホッとする要素は大事。
街を開発することで発展してきたアメリカはともかく、ヨーロッパの観光地で建ち並ぶ高層建築っ!どーんていうのはあまり見たこと無いのですが、東アジアは意外とある気がする。
戦争復興とかも関係するんだろうけど。

この新天地は、上海在住の欧米人の方の利用が多いそうです。
たまには土素材の中にいたいよね......。上海は近代化過ぎだ......。

というわけで、なぜかここで1時間30分の自由時間。
食事や小物のショッピングしていいよーって、人民元持ってないし!
買い物は人民元オンリーだそうで。
まあもともと、外貨は一枚も持ってないから、ドルOKでも意味ないんだけどさー。

ふらふらと、ウインドウショッピング。
食べ物屋さんは大盛況で、オープンテラスの部分まで人が溢れてました。
帰ったらご飯があるし、この混雑では集合時間間に合わないかもしれないしで、食べるのは断念。
土産物探すも、意外に土産にできる小物の販売はなし。
そうなのですよ、このクルーズ、土産を買う場所がないっ。
新天地は、小粋な小物ショップはありますが基本的に高いんです。お洒落さんの集う街だから。(なんのこっちゃ)

済州島でも一緒のバスだったおばさま方を発見し、覗いてみると、広場に出ていた屋台みたいな小物ショップで競うように「典型的中国小物」を購入していました。
しかも値札ないんだよー。
日本円で払ってたし。

ちなみに同行者は、とある店で素敵なスカーフを発見、ウインドウショッピングでは済まなくなって、クレジットカード使用を決意。
英語も通じるし、普通にカードOKでした。
それで一気に気が大きくなった一行、(でも二人だけ)は空き時間お茶をすることに。
問題は、(レートから考えても)数百円の買い物ができるかということ。
街には安心のスタバはありましたが、大人気だし中国まできてスタバ...ということで、別のお店へ。
そこもチェーン店ぽかったけど。
入って(同行者が)英語で話しかけると、普通に英語でお返事。
カードも、コーヒー1杯から使えたようです。
まったりとコーヒータイムを過ごしました。

20110911-9.jpg
どこで見ても安心するマック(笑)。
ついアップで撮ってしまい、でかっという気分になりますが、よく見ると小さい。

やはり事前勉強なしに来たので、相変わらず現地通貨の単位が不明(笑)。
人民元の表記が、¥なのをここで初めて知りました。(ひとつ賢くなったよ!)

中国では全員下船してくださいと言われていましたが、エクスカーションに申し込んだので特に問題なし。

なんの説明もなく下船しましたが、済州島と違ってターミナルビルを経由したため、入国審査が終わった後どうしたらいいのかさっぱり不明。
日本人らしく前の人たちについて行きました。

が、ビルの出口を出たところで、広がっていたのは明らかに車道......。
20110911-8-1.jpg
車道の坂を上るの図。
スタッフのひとが立ってたので、一応流されるままに歩いてみました。(笑)
しかし、明らかに外に続いている駐輪場みたいな施設の出口と外界(笑)とが単なる三角コーンでしきられていたりと、結構セキュリティは杜撰です......。

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岸壁に止まっていたパトカー。
公安の文字が輝いています。
この隣くらいに、やはり三角コーンで仕切られていた区画があり、ステージがありました。
入港のあたりから、何か音がしていたので見ると、何かのイベントが。
kcoは歓迎イベントとかかな?と思ったのですが、同行者は単なるイベント(コスタとは関係ない)じゃない?とつれなかったです。そうなのかなあ。

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デッキから下を覗いて、クルー発見。
ブリッジの横に張り出したところから、タグボートとかに指示を出してるのかな。
写真でもわかりますが、チョイ悪っぽくて、若いっ!

20110911-7-2.jpg
ボーディングブリッジ。
上海は、今回入港した3港の中で、唯一ボーディングブリッジのある港でした。
ボーディングブリッジのターミナル側の左下の青いちっこい小屋が、後ほど出てくる重要な施設。
小屋とボーディングブリッジの間にあるのは階段(見たらわかる)。
左側に見える通路は、入国後出てくるところです。
バスは、エクスカーション用ナリ。
20110911-7-3.jpg
デッキから見た光景。
万国旗?を掲げています。
手作業。
どこから来たんだろうと思ったら、左側に梯子がありました。

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ふらーっと近づいてきた謎の船。
なんだろう、と思っていたら、給油船だったそうです。(後から詳しいひとに聞いた)

20110911-6.jpg
クルーズ船用の岸壁らしいです。
他の方のblogとか見るとROROターミナルに着いたケースもあったみたい。
また、寄港時間もまちまちだったようです。
このときは15時〜20時。
なんかすごーい!と思う岸壁に着いたのは、かなりインパクト大でした。

済州島も博多港も、どっちもフツーのコンテナに囲まれたなかだったもんなー。

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 基本クルーズ乗船記。
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