110107(1日目)のアーカイブ


船内の一角に、入港記念盾を飾っているコーナーがあります。
「ふじ丸」でも見たのですが、廊下の壁一面がそんな感じ。
ばしばし写真を撮りましたが、そのなかの一枚です。
きっと新しいものを貰ったら架け替えるんだろうなあ。

写真のほぼ中央の肌色の陶器みたいなのは「山口県萩市」のものでした。
萩焼をあしらってるんですね。
上品でステキです。


北九州市の盾も発見。
関門橋ですね。
新しいものがきたら架け替えるのだとしたら、平成14年とありますが、それ以降入っていないのかしら。
たしか、今年の年末にサンタクルーズで門司港に寄港するはずだから、そのとき新しいものをもらえるんでしょうね。


ここでしゃがみこんで写真を撮っていたら、最後にブランケットを持ってきてくれたスタッフの方(制服(+日本人)だったのでちょっと偉い方かな?が声を掛けてくださいました。
「お部屋の温度は大丈夫ですか?」
部屋が寒いというトラブル(後日書きます)が解消されたかの質問でした。
若干寒かったけど、最初よりはマシです。ブランケットもいただいたし。

結局、ブランケットを貰ったことで暖かく眠れたので、結果オーライということにしておきます。


横向きで失礼。
船内にある自動販売機スペース。
このとなりにマッサージ機があって、密かにリラクゼーションな時間を過ごしたのでした。

自動販売機は4台くらい並んでいて、国内用と海外用になっていました。
海外に出ると、税金がなくなってアルコールが安くなるのです。

しかし、この暗さ。
バスルームでも感じたわびしい感じというか......。
ワンナイトなのにマッサージチェアを2〜3回利用したくせに(笑)けなすのもなんですが、ちょっとじめっとしたイメージのある場所です。
なんていうか......裏方スポットなので、内装に手を掛けていない、というか。
日本家屋って、「陰」の場所があると思うのですね。
最近では減ったけど、勝手口とか、台所とかの暗い感じ。少なくとも、居間のように「陽」ではない。
壁を飾ることもなく、あ、えーと夜の病院とかそんなイメージというか。

なにかひとつ、変えれば明るくなるんじゃないかなあ...。
たとえば蛍光灯を白熱灯に変えるとかさ...。色味を暖色にするとかさ...。
活用したわりに微妙なイメージのあるコーナーでした。


ホールでのカクテルパーティーです。
が、うちの母がダウンしたため、部屋で過ごすことに。
何気なくチャンネルを回していると、デッキカメラのチャンネルが、カクテルパーティーの生中継に変わってました。
写真はオフィサーの紹介中。
キャプテンの挨拶で、瀬戸内海の橋は、1個目は12時すぎ、2個目は3時、3個目は翌朝通るので、1個目だけでも、夜更かししてみてくださいという内容。
チャレンジ!と思いましたが、昼間にはしゃぎすぎたのか(笑)日付が変わる前にダウンしてしまったので見られず。

昼出発だと、関門橋が16時ごろな代わりに、他の橋が夜中なんですね。
だから最近は18時出発のワンナイトが増えたんだなぁ。
それだと6時間ずれるから、関門橋が夜10時ごろでそんなに遅くなく、他の橋も午前中になるんですね。
となると、北九州市自慢の工場景観(笑)は夜9時頃になるので、見られないかな。
夜9時っていったら、ワンナイトクルーズでは特にハイライトですよ。
カクテルパーティーがあり、少ない時間を有効に使うべくカジノに行ったり。
工場って、見せるためじゃなくライトアップされてるんですよ。
たぶん、24時間体制で稼動してるからかな。
なんで、夜に見るとすごく面白い風景なんだけど。

ちなみに、関門海峡の近くに住んでいると対岸に景色が見えるのは当たり前、なのですが、一般的ではないようで。
地図では、狭〜い海域に見えるのですが、外に出て見ても一面の海っ。
明かりひとつ、見えません。
にっぽん丸の屋上部分は、屋根を付けられる中央部分と、船尾のデッキ部分が扉で隔てられています。(寒さ対策?)
風に当たるには、その扉を通って船尾のデッキに出るしかありません。
(オボロな記憶では)船尾デッキから、階段を上がると一番上のデッキに出ることができます。
まあ冬だったーっていうのもあるのですが、夜9時を超えると人もおらず、さらにデッキは薄暗い(苦笑)。
これはイベント構成のせいや、つくりの問題でもあるんでしょうけど、なんか寂しい気分に......。
この時間帯を、陸の美しい明かりが見える関門海峡通峡にあてたほうが......ての、そりゃそうだよなぁ。
ワンナイトだし年配の人も多いし、夜の早い船でした......。
まあ私が寝たのも陸にいるときと比べてかなり早かったけど(笑)。

わくわくの夕ご飯フルコース!


あまり日常でフルコース食べたりしないから、テーブルセッティングにちょっと気後れ。


彩りのよい前菜。


私の大好きなオニオングラタンスープ......でしたが、フルコースのスープがこれということに若干の不安が(笑)。



口直しのソルベでさっぱり。
しかし、この時点でかなり満腹です。


メインその2の肉!
超柔らかくておいしかった!
同行した母は、半分でリタイヤ。しかし後々まで、食べなかったことを悔やんでました。
ワタシ的にはグラタンオニオンスープがいかんかったと思います。
大好物だしオイシカッタんだけどさー。そこはさっぱりお腹に溜まらない程度におさめないと(笑)。


デザート!
やっぱりはなやか。
アイスももちろん溶けてないよ!(笑)


最後のコーヒー。
大の文字をあしらった旗のマークは、大阪商船の大ですよね。
商船三井客船もいまはそのマークなのかな?
洒落てます。

リドグリルにて。

変なモノ好きの血が騒ぎます(笑)。


水平線に沈む夕日。

船内アメニティ。
シティホテル並の品揃えで、しっかりしています。

改装に合わせて、青丸ロゴのブランディングをしたにっぽん丸。
もうこのセンスは大好きです。
アメニティグッズもにっぽん丸ブランドで統一されているあたりがさすが且つ楽しくなっちゃいます。
ただですね、水まわりの設備は、古い......。
バスルームは、1畳ないくらいの大きさです。
正方形のひとつの角をを隅切りした五角形。
入って正面に洗面台。
すぐ左がトイレ。
うまくとれてないけど、洗面台の左下にペーパーホルダーがあるのわかるでしょうか。
これくらいの距離感。

そしてこのシャワー。
トイレとかなり近いし。
立つのが精一杯くらい。
コスタの開放感とは段違いです。
みんな大浴場に行くんですかねー。


なんかね、暗いんですよね。
たぶんブルー系の蛍光灯なんだと思う。
青白い感じというか。
うーん、言いにくいけど貧乏臭い色?
あまり過ごしたくない感じ。
トイレは共用スペースのほうが広くて綺麗なので、できるだけそっちを使いました(笑)

まったりとお茶をいただきながら外の風景を眺めるの図。
ワンナイトなので、激しいアトラクション?とかもなく、基本的に日中は優雅にお過ごしくださいという感じかな。

まわりのおっちゃんたち(ホントにそんな感じの団体ツアーだった)が、あれが◎◎よ!!と力説していますが、けっこう間違ってます...。
下関の六連島のほうから関門海峡に差し掛かるところは、わりと航路が沖側にとってあるので、航路図上はかなりぐるりと遠回りしているように見えます。

「なんや〜ワンナイトだから時間が余るんで、サービスで遠回りしてるんやな!!!」
 いや、違いますから...残念...。


さて、そんなやり取りをまったりと聞きながら外を眺めていると、前方に凄い景観が!!
おもわず皆色めきたちます(笑)。
工場景観ですね。
工場萌えですね。

どーん って感じです。
写真だと伝わりにくいのですが、かなり近くに見えるんです。
工場萌えの人は、関門海峡を通るクルーズに乗るべきです(笑)。
何しろ、ほとんど揺れないので写真がきっちり撮れます。
(関門海峡は潮が早いので、普通サイズの船は結構揺れるんです)

昼間に関門海峡を通過するクルーズは少ないのが残念かなあ。


クルーズ船に乗っているのは、50歳代〜なので(※今回はワンナイトということもあって、わりと若かったらしい)、みんな北九州工業地帯を知っている年代なんですね。
私のときもまだ4大工業地帯でしたよ。
最近は3大になったとか、北九州工業地になったとかそんな切ない噂も聞きますけどね。
もうみんな、はしゃいで写真を取りまくってました。
新日鐵のあとは、住友金属小倉〜と(まあ直におんなじ会社になりますけどね)、工場が続くので撮り放題です。
ただし、なにしろ1月、外はめちゃくちゃ寒くて、ダウンコートを着ていても10分くらい外にいたら凍ってしまいそうな感じです。
みんな、ちょっと出て写真を撮っては戻ってくるのを繰り返すのですが、工場が続くのでいつ入ったら(=休憩を取ったら)いいのかわからない
超立派なカメラを持った方々は、大変そうでした。幸せな悩みですけどね!


さて、突然海が青くなりましたが、工場地帯から抜けたからではなく(笑)、船の向きが変わったからです。
関門海峡は幅が狭いので、両岸に景色が続きます。
海の色も、お天気のお陰で良い感じ。


巌流島。
もう寒かったから、部屋の中から撮りました。
(だって巌流島はいつも見てるし)


かなり建物の形まではっきりわかります。
真ん中のちょっとのっぽの建物が、門司港レトロハイマート。
その周辺が「門司港レトロ地区」と呼ばれる観光地です。
門司に客船が来るときは、この写真の右端くらいにある岸壁につくことになっているみたいです。
ターミナルビルもあるらしい。日韓フェリーが使ってたやつですね。

さて、ハイライトの関門橋!!


船内、セルフサービスになっていて、どこのデッキでもたいてい紅茶が飲めますが、ティタイムだったので、サーブしてもらえました。
たぶん葉っぱも特別。
ここでのスタッフも(たぶん)フィリピン人なので、オーダー時に、微妙に気後れした私。

ちなみに、コスタで基本英語オンリー!を体験した今では、伝わらなくても適当にしゃべれば意志疎通ができるさ!な気分に変わりました。
次は頑張る。(笑)

にっぽん丸の初ごはん♪
日本船のなかで一番ごはんに定評があるにっぽん丸なので、楽しみでした!

シャッターチャンスを求めて、ごはんが揃うまで待つ!
見た目がおいしそうなんです。これ大事!
(某カジュアル船はそこを頑張って欲しいの......)

デザート!


レストランのなかはこんな感じでした。

私たちいつも到着が遅めなので、入口近くの通路よりの配置でした。
日本人は相席を嫌うみたいで、窓際は4人掛けテーブルを2つ繋げていて8人座れるのに、2人で利用しているのが多数。
朝の混んでいるときは、お互いに了解を取ったうえで相席にしているよう。

ちなみに、にっぽん丸の基本ごはんは、このレストラン。
ほかに、追加料金で利用できる、基本的にスイート利用者向けのダイニングがあります(スイートのひとは追加なしです)。
あとはリドグリルでバーガーなども提供しているので、それですませるのもOK。

乗船したとき、早々にリドグリルでごはん食べてるひとも見かけましたが、ワンナイトでごはんが3回、各1回しかない!のでもちろんオールレストラン利用でしたよ。

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 このブログは、北九州市在住のまったり女子の旅の記録です。
 基本クルーズ乗船記。
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 クルーズ乗船の記録ってあんまりなくて情報収集に困ったのでつけてみることにしました。
 ランキングとかは気にしてませんが、気が向いたら右のバナーをぽちっとしてください。

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