今回のアジアショートクルーズ(しつこい。←詳細はドレスコードについての記事をご覧ください)がコスタの標準かどうかはわかりません。
(むしろ違うと思いたい)
ですが、コスタクラシカに乗った後、興味がわいて他の外国船クルーズを調べてみたところ、あまりにも日本人向けのクルーズがぼったくりだと書かれているのが気になりました。
ホントに通常の旅行と比べて高すぎるのか?クルーズ初心者の視点で、考えてみようと思います。
実際のところ、今は円高なので、値段相応という印象。
諸経費込みで、払った金額は71,000円程度。
(海側キャビンだったので、内側だと60,000円切ってたのではないかしら)。
諸経費というのは、ポートチャージと政府関連諸税が合わさっていて、航空券でいう燃油サーチャージみたいに、料金と別に表示されます。
内訳はよくわからないんだけど、blogで「下船できない乗客にも要求するのか」みたいな記事をみたので、船が入港するときに必要な経費が入っているようです。
※横浜市の港湾局のサイトより
ポートチャージ(port charge)
港費のこと。入港、停泊、出港等、本船が港を利用することによって発生する費用。
それを含めなかったら、大体6万円くらいでした。
日本船では、海外クルーズでも諸経費を別徴収にはしていないようです。
このあたり、比較には注意が必要ですね。
今回の換算では、まずは諸経費を省いて検討してみます。
諸経費というのは、寄港するときに掛かる費用なので、船上サービスのみを換算してみました。
6万円+1日9ドルのチップ(700円相当)=64,000円くらい。
このチップは、キャビン担当スタッフ、レストランスタッフ、インフォメーション等フロントスタッフの全ての基本的サービスに対するチップが含まれるため、サービス料込みという感じです。
この基本的サービスに含まれるのは、以下の通り。
- 4泊5日のホテル(広さとサービスはシティホテルクラス)
- 食事(乗船中の全ての食事:今回は、朝4回昼3回夜4回)
- ショー(30分程度、4回)
- 船内イベント(睡眠時間等を除く1日18時間とすると、その8割くらいが、どこかで何かをしています)
1.ホテル
首都圏あたりのホテルに例えると、素泊まりでツインルーム2名使用で一人当たり1~1.5万円くらいのイメージです。
そこそこ広く、高級感があります。
アメニティグッズはほとんどないですが、タオル等も清潔ですし掃除も行き届いています。
クルーズ船ならではですが、収納が結構あるので広く使えます。
→とすると、1泊あたり約1万円×4泊=4万円(安めに見て)
2.食事
食事は、全体的な感想としては評判どおり「ビミョー」。
詳細な感想は、
ご飯の感想@コスタクラシカ
をご覧ください。
えーと、金額換算するとー。
朝ごはんが1,000円、昼ごはんも1000円、夜ごはんは2000円かなー。
なので、朝4回昼3回夜4回ということを考えると、ごはん代合計15,000円?
結構ムリムリな積算ですが。
3.ショー
質はねー結構高かったと思います。
時間は短いけど。(船内で見るには、ちょうどいい感じ)
私は元々、舞台関係に出す金額が高いので参考にならないかもしれませんが...。
1回1000円なら、確実に見るだろうなってところ。
4.船内イベント
食べ物以外で、イベントは結構いろんな内容があったので、たぶんあまり参加してないのです。
だからプライス換算はできないかなぁ。
いっぱい参加したんだけど、取りこぼしも結構あるので、、、というところです。
3と4については、本人の嗜好があるからなあ。
ショーも、見てない人も多かったようですし。
なので、1と2を合算すると55,000円。
支払額を64000円とすると、差し引き9,000円が、3と4の額となります。
クルーズの間、終日楽しかったし、4のイベントについては盛りだくさん過ぎて(※さまざまな嗜好に合わせる為)選べないほどだったし。
クルージングバケーションに行くには、今夏のコスタクラシカってば超お得。
だったのではないかと思うんですよねー。
だって、船上だけでペイしてますよ十分。
豪華客船~~というにはちょっぴり名前負けですけど、お値段がそうなんだもん。
これに加えて(諸経費でプラス1万円くらいのせられてますが)、楽々出入国で海外2カ国に行けたわけで、「海外旅行がメイン=クルーズ船は移動手段」だったら、海外滞在時間が短い~~~!!ってなるかもしれませんが、本来は船が主で寄港地がオマケというか、五分五分だと思うので、十分にお得だと思います。
今回のクルーズでは、飲み物がすべて有料でしたので、飲み物などで稼いでるんでは、といわれています。
まあ、飲み物代=欲しい人が飲むわけで、普通のホテルでも有料ですし、それはいいんじゃないかと。
寄港地からの持ち込みも、アルコール以外はほとんど厳しく言われなかったです。手荷物は、X線はとられていたので、チェックはされていたと思うんですけど。
(現地で買物はしてないけどエクスカーションツアーで貰った水はいつも余らせて持って帰っていたので)
たぶんですが、コスタ社については寄港地に寄るのはオマケだと思います。
明らかに、他社に比べて寄港時間が少ないので。
(このあたりの考察?はまた後日。笑)
但し、円高が解消されたときはどうなのか...。
物価ベースで行くと、1ドル=1ユーロ=100円というくらいの感覚だそうです。
(海外経験が豊富な方によるとです)
私のイメージでは、1ドル100円、1ユーロ130円くらいというイメージがあります。(深い意味はないけど。ユーロって長く130円くらいじゃなかったでしたっけ)
今回の支払い64,000円は、1ドル80円弱のときですから、これが100円に戻ると80,000円になります。
そのとき、どうか。
うーんうーんうーん、それでもトントンじゃないかなあ...。
コスタはともかく、レジェンド・オブ・ザ・シーについては、3年前からの寄港の経緯の関係か、価格の上下をかなり言われています。(円高以外の要因がいっぱい入ってる感じの)
来夏のコスタ、まだ発表にはなっていませんが、どうなるんでしょう。船が大きく新しくなりますから、金額に影響はあるのかな。
できれば今回のような変則クルーズではなく、日本人を主ターゲットにしたクルーズを組んで欲しいですね。(できればコーディネータに、今回と同じK太くんを。笑)
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