110909(1日目)のアーカイブ

船内の公用通貨は米ドルです。
買物はドル建てで請求。
では両替は?というと、カウンターで両替は可能。
但し、船内レート(あまりよくないらしい)を使用して、さらに1回あたり3ドルの手数料がかかります。
繰り返しますが、公用通貨は米ドルです。
なのでいったんすべて米ドルにしてから、他の通貨へ。
日本円から現地通貨に変える私たちは、円→ドル→ウォンのように、2段階の両替を受ける羽目になります。
ということは、手数料で6ドル。しかも船に戻れば円に戻すわけで、往復12ドル。
わりと厳しい。

今回、クルーズ船に乗るのが主目的な私たち。
なんにも考えず、寄港地チェックもなしで乗り込み。

まあエクスカーションに申し込みする気だったので、現地の移動手段は不要。
あとは何のツアーにするかで必要額が決まります。
でもエクスカーションは船内受付のみで(またしても)事前資料はなし。
結局、日本円以外の現金は持たずに乗船しました。

とりあえず済州島のツアーを控え、エクスカーション受付のスタッフさんにいくらくらいいると思う?と尋ねると、
「このツアーじゃいらないわよー」
と軽やかな返事。
まあ、選んだのが、世界遺産と伝統村を訪ねる旅、じゃそうだよなあ。

Honeyを買うくらいしかないけど、Honeyもカードで買えるから、あとはお茶代くらい?とのこと。
ハチミツ?と思いつつ、お茶代って何百円とかで、その為に両替って損。
手数料往復1000円だからね!
結局、ウォンは持たずに下船しました。

ちなみに上海は、うっかりして両替対応時間に間に合わず、やむなく現金なし(苦笑)。
それでもなんとかなったけどさ。
今回のクルーズに関しては、現地通貨は不要だったかな。
あーでも、かなり高額の両替してる人もいました。
お決まりの(笑)「違うわよ、そんな大きい額の紙幣の組み合わせじゃなくて小さい額よっ。もう気が利かないわねっ」て騒いでいたおばさまがたですよ......。

20110910-11.jpg
エクスカーションツアーの受付デスク。
博多のポスター、色っぽいですね。芸妓さんかなー。ジャパニーズって感じ。
博多のエクスカーションツアーってどこいったんだろう。
英語版のToday貰って帰ればよかったなあ。
日本語版は下船仕様だったので不明なのです。
あ、でも九州国立博物館は目玉に入っていました。大宰府まで行くかぁ...。

クルーズ船の支払いは、乗船証を提示して「部屋付け」です。
なので放っておくと合算して請求が届きます。

支払いは基本、デポジット(事前に一定額を入金して引いていく方法)かクレジットカード登録のどちらかです。
どちらかをチョイスして、乗船2日目までに登録をしてください。

という説明がありました。
登録は、機械を使って自分ですることになっています。
(にっぽん丸はカウンターで手動登録だったのですが、人数が違うからなあ)
機械は6か国語対応ですが、その中に日本語はありません。
ですが、わりと単純な機械なので、説明会でスライドを見せて、こういう感じでやってください、と説明されれば、そこそこ覚えられる程度です。

さて。
その説明会でのコメントとは!?(いや全然大したことないけど)


カードは部屋単位の登録となりますので、同室の方と支払いを分けたい場合は、カウンターにお越しください。

というもの。
私は素直にそれを信じて、カウンタに並びましたともさ。

日本語のできるスタッフがいなかったので、英語のスタッフに同行者の流暢な英語で「支払いを分けたいので手続きお願いします」と尋ねてもらうと、、、
「?????」
担当者の顔に飛んだのは「?」でした。
(超忙しそうだったのに...今思うとわずらわせてごめんなさい...)
「分けるのって、機械で登録できるんだけど?(むしろ機械登録しかできないんだけど?という感じ)」
とあっさり言われ、まったり並んだのも束の間、結局機械へ。

「English」を選び、ルームカードを通し、クレジットカードを通す。
最後に、その機械の液晶画面のところに、付属のペンでサイン。
なんか昔懐かしい砂鉄を使ったお絵かき台みたいな感じ(これで分かる人いるんだろうか)で、全然うまく書けなかったんですけど...。このサインでカード照合できるのかいな...。
で、サインの下に「OK」ボタンがあって。
あれ~?いつ「separate」って出た???と、OKを押すのを踏みとどまると。
...なんとそのサインの上に、同室者の名前が。
よくみると、名前の横にチェックボックスがあり、チェックが入っています。
名前の上の小さな英文をよくみると(文字ちっちゃいんで読む気がしなかったんだな!)、そのチェックを外すと良いらしい。
なんだ~...と思いつつ、これは説明会では説明しづらい内容。
とりあえずカウンタにもってこい、と言いたくなるのはわかりました。
(英語スタッフに伝わっていなかったのは切ないけど)

......なぜならば、最終日にカウンタでトラぶっている乗客さんを見たからです...。
クレジットカードは、最終日早朝に明細が届けられ、異論がなければそのまま引き落とされます。
デポジットは最終日の朝、カウンタで精算です。

同行者の見た恐ろしいトラブルとは、、、、

20110909-9.jpg
文字がちっちゃくなっちゃったので、コレだけクリックすると大きくなります。

英語と中国語が併記されたメニューですが、船内公用通貨が米ドルなので、メニュー表はドル建てです。
レストランでも食後のコーヒーが出るし、そんなに必要がなくて飲まなかったのだけれど、下船前日の夜に頼んだカフェが美味しかった!ので早く頼めばよかった...と思いました。
頼んだのはモカマキアート(たぶん)。
メニューの右側の一番上のやつです。
$3.85なので、300円くらいかな?
円高なので結構安くなってます。

ちなみに、このお値段はチップ込み。
なので、カウンタでオーダーして、出来上がりを待って自分で持っていこうとしたのですが、出来上がったカフェを載せたトレイに手を伸ばしたところで怒られました...。
「持ってくからあんたたち座ってなさい!」
みたいな。
考えたらチップ込みなので、ちゃんとテーブル担当とかが決まっているのかな?
まっている間、カウンタに置いてあった小さなお菓子(プチケーキ)が美味しそうだったので「いくらですか?」と聞いたら、無料で持っていっていいよ~と言われました。
トングと皿も横に置いてあったのですが、飲み物有料だし...。
どうやら、「言わないだけ」な無料サービスはいっぱいあったようです。
朝食後のコーヒーサービスも、「コーヒー?ティ?」と聞かれるのでそこからチョイスしていましたが、「カプチーノ」なんかも、オーダーしたら持ってきてくれたらしい。
わざとなんだろうなぁ...。

泊まったのは4階の部屋です。
4階は客室オンリー。
20110909-8.jpg
こんな感じで廊下が続いています。
全長200m超の船なので結構長い。
船内にはエレベータが2個あって、うっかり遠いほうのエレベータに乗ると尚更遠い気分になりました。
下手すると100mくらい歩くわけですよね...。
街中で100m歩くといったら、小さいところなら1区画分くらいだよ。
エレベータホールを挟んで、客室番号が奇数と偶数で分かれています。
方向音痴のkcoは決まって逆側に行き、ああ反対側だった~~となってました。
方向音痴の人間が必ず逆方向に向かってしまう法則は何とかならないものだろうか...。

ちなみに廊下の両側にずらりと客室が並んでいます。
海側キャビンと、内側キャビン。
お値段が1万5千円くらい違います。
奮発して(というか、空きがなくて旅行社さんに泣きつかれて)海側キャビンを選びましたが、選んで正解。
外は海なので、カーテンなんか閉めずに寝ちゃいます。
すると、朝日が入ってきてすっきり明るい室内で目覚められるという寸法。
これが窓なしだったら、電気つけるまで真っ暗なわけで(当然ですが)、超夜更かし組な私達はきっと起きられなかったと思う次第。

20110909-7.jpg
ナイトビュッフェでの収穫。
ちょっと可愛くないですか。

 さて、夕飯場所の謎はさておき、船内でチェックした「Today」によると、本日はナイトビュッフェがあるそうで。
 後々、知ることになりましたが、この日が一番のスペシャルディでした。

 なんと会場は、レストランチボリの「厨房」の中!
 23時スタートで、我々は22時55分には入口でスタンバイ。
(実際は、場所がよく分からなくて早めに出たら、あっさりついてしまっただけなんですが)
 案内にしたがって回転ドアをくぐるとそこには!!

ディナーといいなさい。。。

というわけで、夕ご飯です。

コスタクラシカは、ご飯を食べるところが2~3箇所あります。
その中で、常に空いているのは2つ。
1つは、コース料理の「チボリ」。もう1つはビュッフェレストラン。

船内説明会では、できるだけ日本人は「チボリ」に行くよう勧められました。
この船では半分~7:3の割合で、中国人乗客のほうが多いのですが、中国人はゆっくりコースを楽しむよりもビュッフェで食べたいものを取って、いっきにがっつり食べちゃうほうがすきなんだそうです。
なので、ビュッフェでは結構怒号も飛び交うし(別に怒ってるわけじゃないんでしょうけど...)、騒がしいし落ち着かないそうで。

まあ、それで、いわゆるクルーズ船の関門:ドレスコード
なんと、このクルーズ、当日配布の船内新聞「Today」を見るまで当日のドレスコードがわからないんですね。
隅から隅まで、事前資料を読んだのですがどこにも書いておらず。
かろうじて、個人ブログを見て、基本インフォーマル+1回だけガラフォーマルというのを見ました。
なんだかなー。
......インフォーマルは事前の情報によると「わりとお洒落してみました」な格好のはずですが、おかしいな、「みんな普段着」なんですけど。

同行者は、なぜか「ガラフォーマル(いわゆる披露宴用の服)」+「普段着」できてしまい、すっかり「インフォーマル」の存在を忘れていたようですが(ちゃんと事前にいったのに...涙)、結局、それで済んでしまいました。
さすがイタリア船。確かに書いてありました。「堅苦しいことは考えず各自のおしゃれを楽しむのがイタリア流」。いろんなところが緩いです。

それはともかく、ごはんです。

20110909-4.jpg

乗船後、結構すぐに船内説明会がありました。
船長をはじめ、いろんなスタッフが壇上に上がって挨拶。
上級オフィサーが出てきたときは、スタッフから飲み物が配られ、船長の合図で乾杯!もありました。

ちなみに、船内には、「コスタクルーズ社」の日本人社員の方が何人かいます。
この日の司会も、その1人。
お名前を出すのはちょっと?かもなので、K太くんと呼んでみます。
K太くん、若いのにオヤジギャグ系で、ちょっとどうよという意見もあったのですが、そのギャグのお陰か、おば様方のハートはがっちりゲットした模様。

ちなみにK太くんは、最初頼りなさげに見えたのですが、後々とってもお世話になるのです。
なので、このあたりは計算か?なんて推測を。

20110909-3.jpg

ターミナルビルを抜けると、目の前にバスが。

船はだいぶ目の前だったのに、何故かバスに押し込められ5分の旅。
ビルの敷地の外に出て、ぐるりとコンテナを回って岸壁へ。

ギャングウエイ(舷門)のほぼ真下に着いて、結構きつい階段を上って船内へ。
ちなみに、先ほどのスーツケースですが、預けていないとこの階段をおそらく自力で持ち上げる必要があります...。結構厳しい...。
階段を上りきると、入口にいっぱい制服の人が立っていて、手荷物検査をされます。
飛行機と同じような、X線の手荷物検査と金属探知機みたいなのがありました。
なので、スーツケースを自力で持ち上げてきても、たぶんそこでまたその機械を通すという難作業が...。

さらにその検査所を抜けると、3列くらいに分かれて並ばされ、1人ずつ写真を撮っていきます。
何に使う写真なのかわからなくてきょとーんとしてたのですが、後ほど、船の乗下船の際の本人確認のものとわかりました。
カードのバーコードを読ませると、画面に顔写真が出るんですね。
さすがセキュリティは完璧。

私の列のお兄さんは、すごく笑顔で「ニコニコ~♪」というので、とりあえずニコニコしてみました。
撮られた写真がちゃんとニコニコだったかは、見せてくれないのでわかりませんでしたが...。

20110909-2.jpg

JTBで申し込んだ人は、ターミナルビルの3階にある大会議室で受付&事前説明を受けます。 HISで申し込んだ人は、1階のカウンターで説明を受けたようです。 ターミナルビルの利用券(300円くらい?)を事前に購入して、利用券とパスポートを渡してチェックしてもらいます。 利用券に、通し番号(手書き)の入った整理券をホチキスで留められ、後は乗船開始まで待つようにいわれます。

会議室には、ホワイトボードに税関の申告書の見本が貼られていました。
海外旅行初体験のkcoは、いつその書類が渡されるのだろうと興味津々で待っていたのですが、結局渡されたのは、クルーズ最終日の下船直前(船内で配布)。
そういえば、そんなの貼ってあったな〜とオボロな記憶はありましたが、記入見本なんて覚えてないよ!(怒)
まあ、見本なくても書けたけどさ...。

ちなみに、スーツケースは事前に送られてきたタグを付けて、1階の預け所へ。
タグをみたら(部屋番号も印字されてるし)乗客なのは一目瞭然だし、飛行機ほど厳密な重量制限もないだろうから、まあ良いんだけど。
ものすごくフレンドリーであっさりした対応でした(笑)。
多分、日本船の国内クルーズと同じ感じ?
渡したら、了解でーす♪みたいな軽いノリで。
預けない選択肢もあるんだけど(別に強制ではないので)、コスタクラシカの荷物の配送は早い(らしい)ので預けた方が間違いないです。
ほかの船では、朝乗り込んで晩ご飯後到着~みたいなのも見たけど、コスタは乗船して部屋に着いたら、もうスーツケースが届いていました。


さて、乗船開始前までに、2回くらい、「乗船説明会」がありました。
初海外なので説明もきちんと聞いていましたが、もうあまり記憶がない...。
とりあえず、500人くらい乗船するので時間がかかります〜という話だったかな。
3段階の関門?があるという話だったのですが、結局事前説明ではよく分からず、コレ?コレ?とキョロキョロしながら探しました。

結論から言うと、出国ゲートへ向かうときに、入口で「利用券+整理券」、出国ゲートで「パスポート」、船の入口で「パスポート+Boarding Form」をそれぞれ渡していきました。

1  2

About  

 このブログは、北九州市在住のまったり女子の旅の記録です。
 基本クルーズ乗船記。
 なので超まったり更新
 クルーズ乗船の記録ってあんまりなくて情報収集に困ったのでつけてみることにしました。
 ランキングとかは気にしてませんが、気が向いたら右のバナーをぽちっとしてください。

最近のコメント

アイテム