CostaClassicaのアーカイブ

さて、後編です。
凄い勢いで更新していたわりに、前後編にした途端、更新が途絶える悪徳なブログになってしまった...。

前編のお話は...、

オプショナルツアーの船内見学会に申し込んでいた私たちですが、手違いで案内に気付かず、参加できませんでした。
案内が来なかった(と思い込んでいた)ため、参加できなかった、なんとかならないかとスタッフに詰め寄る私たち。
さて、その結果は......。

(※これだけ聞くと、やっぱり結構クレーマーっぽいなあ、、、)

 K太くんとの調整は、またあとで、となっていましたが、船内で過ごすときは基本的に部屋にいないものですから、連絡をとる手段が難しくなっております。
 ということで、こちらから電話をすることになっていました。
 夕食直前にインフォメーションデスクに電話をし、K太くんが電話中だったため折り返しを待つことに。
 まあ、このせいで晩ごはんに遅れるわ、着替えは間に合わないわ、ということになるわけですが。(参照:そして夕ご飯とダンス@コスタクラシカ

 さて、K太くんの電話に、善良な(ホントに!)Yさんが、正直に事情をかいつまんで話すと、現在K太くんは、実施の方向で交渉してくれているそうなので、もうそこは気にせず黙っておいてください、とのこと。
 そしてさらに追加の情報で、船内見学会のことを聞いたほかの乗客からも参加したいと言う声が上がっているので、できるだけ実施する、とのことでした。
 今日の参加者が10人ぐらいという話を聞いていたので、もし、同じくらいの人数になったら確率は上がりますか?と尋ねると、是、という返事。
 よし、じゃあ夕食のときにグループの人を誘ってみよう!とにわかにやる気営業マンとなって、お誘いすることにしたのでした。

 ......結果は、なんと5名ゲット(笑)。
 ほかにも希望者がいらっしゃったそうで、15人くらいの大所帯となり、むしろ本開催より多いくらいの人数です。
 実施することになりました!
 やったー!!

 ちなみに、K太くんはきちんと約束を守ってくれており、当日の船内見学会も、通常は同行しないそうなのですが、最後まできちんと随行してくれました。
 見学会のアテンドは日本人スタッフ2名。K太くんと、担当の方でした。
(通常開催の方は、日本人スタッフではなく、ほかのセキュリティスタッフもいたというので、本当に異例の対応をしてもらったんだと思います)

 こういうことがあると、一気に船の株が上がっちゃいますね。
 (でもたぶん、日程も二転三転したので、尽力してくれたK太くんのお陰なんだと思います)

///なんだか二週間近く前に投稿していた記事がアップされていなかったようで...。
後編、だいぶお待たせしてすみません!

旅にはつき物のトラブル。
シャンプーリンスを忘れたりとかは些細なことです。
私たちの出会った最大のトラブルは、「船内見学会」に参加できなかったこと!!(※このトラブルはじきに解消されますのでご心配なく)

乗船したときに配布されたいろんな資料のなかに、ペラリと入れられていた1枚の紙。
ワープロベタ打ちって感じの紙でしたが、船内見学会のご案内でした。
なんと有料。
50ドルくらい。
まあ、でも船内の見学なんてなかなかできないし、もちろん即行で申し込みました。
ちなみに、その紙には「いつまでに申し込む」か「いつ開催される」かなんて全く書いてありませんでした...。

ご案内ってどうやってくるんだろうね~~といいながら、まったりと過ごしていた2日目の午後、事件は起こりました。(ていうか発覚しました)
夕食が同じグループのNさんが「なんで来なかったの~~?」と言いながら話しかけてこられたのです。
その方は、私たちが船内見学会に誘った方でした。
そう、済州島の寄港(8:00~12:00)後に、あっさり開催されていたのですっ。
全然知りませんでした!!
その方いわく、「開催日は元々2日目って言ってて、時間をあとから部屋に連絡するって言われたよ」とのこと。
2日目とか聞いてないし、連絡もきてないし!!
部屋に何度も電話を掛けていただいたり、船内アナウンス(思い返せば、たぶん騒がしいビュッフェでごはんを食べていた頃だ)で呼び出したりしていただいたそうなんですけど!!!
え~~~~!?
50ドルが惜しいとかじゃなくて(いやまあ惜しいけど)、船内が見たい!見たい~~!!

とりあえず、前方でパスポートの配布をしていたコスタの日本人担当スタッフK太くんが落ち着いたところを見計らって突撃!!

食事は、全体的な感想としては評判どおり「ビミョー」。

朝ごはん:2箇所でビュッフェ形式で提供しています。
もしくは、ルームサービス。
意外とルームサービスのほうがおいしかったのではと思わせる品揃えでした。
(チップとか面倒だったので、レストランに行きました)
品揃えや盛り付けなどは多彩でシティホテル並み(と言っていいと思う)。
でも、味は......安いビジネスホテル系、かなあ。
ホテルの朝ごはんではずれを引いた感じ。
ホテルごはんとしては、1食1,000円ていうところ?(2000円はムリ...)
まあ、ホテルご飯もはずれがあるからね...。
朝ごはんの飲み物は、テーブル担当(ビュッフェだけど一応いるらしい)が担当してくれて、「コーヒーORティ?」と聞かれます。
で、カップとソーサーをセットしてくれて、飲み物をサーブ。
ちなみに私は大抵コーヒーにミルクを入れるのですが、「ミルク?」と聞かれて「イエス」と答えると、たっぷり入れてくれます。カフェオレ並み。まあ、好みにはあっていたので良し。
※ここで、カプチーノできる?と聞くと、無料でカプチーノが出てくるという情報もゲットしたのですが(つまり、朝ごはんの飲み物は基本無料で何でも出せるけど、面倒なので最初にコーヒーか紅茶か聞くことで2択だと思わせている)、聞いたのが下船直前だったので試せませんでした。残念ー。

2日目の朝ごはん:朝ごはん(初日)@コスタクラシカ
記事が1個しかないことに気付いた。
眠かったのと、たぶんそんなにネタがなかったので...。


昼ごはん:ビュッフェかコース料理を選べます。
ビュッフェはできるだけつかうなと言われたので1回しか食べていませんが、料理自体はビュッフェの方がおいしかった気がする。
昼のレストラン食2回、ビュッフェ1回なのに、レストラン食の記憶がない...。
コースなので、夜ご飯の軽いやつ、くらいの記憶です。たぶん。
あの中国人パワーがなかったら、たぶんビュッフェにもう1回くらい行ってたんじゃないかなあ。


2日目の昼ごはん(ビュッフェ):昼ごはん@コスタクラシカ
3日目の昼ごはん:昼ごはん(2回目)@コスタクラシカ
4日目の昼ごはん:昼ごはんとナプキン人形@コスタクラシカ


晩ごはん:ビュッフェかコース料理を選べます。
これはレストランのみでビュッフェには行っていません。
コースは、アジアンとイタリアンを選べます。
アジアンは、基本中華なのですが、若干ニセ日本食も混じっています。
しかもメニューの組み立てがイタリアンにあわせてあるので、結構無理やりなコースです。
前菜、スープ、サラダ、パスタ、メイン、デザート。
メインは2種、デザートは2種もしくはアイスクリームの中から選べます。
アジアンも同じ感じでしたが、デザートは大抵フルーツの盛り合わせでした。
実はフルーツ盛ってあんまり好きじゃないので、結構この時点でパス。

過去のブログ(2年前とか)だと、中華のほうが美味しかった、といった書き込みを見ましたが、少なくとも同じテーブルの方が頼んだアジアンは、失敗だった模様。
アジアンの料理長さんは中国の人だったので、日本食はムリだったんじゃないかなー。
中途半端な日本食メニューだしてがっかりさせるよりは(笑)、いっそ中華とイタリアンだけの方が諦めがついたんじゃないでしょうか。

ちなみに、ご飯のイメージですが...以下のブログ記事を見ていただくとわかると思うんですが...。
盛り付けが減点...。
冷めてたりするのも減点...。
(点数評価にすると、ですね。もうフツーに慣れて気にせず食べてましたけど。むしろ転がってるケーキとかに爆笑でした)
同行のYさんに、3000円くらいのコース?と聞いたら、3000円あったらもっといいのが食べられるよ!!と力説されました。確かにね...。
(ちなみににっぽん丸の晩ごはんは、私の評価では1万円くらいだと思う...)
まあそれでも一応コース料理というのと、雰囲気加算で、2000円くらいのコース...だと思いましょう...。
ちなみに、飲み物は、「水」以外は有料。但し、ミネラルウォーターは有料。
私は、同行者のYさんとシェアして、ガス入り水を1回の食事あたり1本を消費しました。
たしかコスタはサンペレグリノだった気がする。750mlで3~4ドルくらいだったかな。

1日目の晩ごはん:初の夕ご飯!@コスタクラシカ
2日目の晩ごはん:そして夕ご飯とダンス@コスタクラシカ
3日目の晩ごはん:晩御飯@コスタクラシカ
4日目の晩ごはん:ガラの日の夕食は特別。@コスタクラシカ

クルーズ船では、「オール・インクルーシブ」という制度が採られており基本的に現金でのチップは不要です。
旅行会社等で支払うクルーズ費用とは別に、一律の金額が徴収されます。
この一律徴収されるチップには、キャビン担当スタッフ、レストランスタッフ、インフォメーション等フロントスタッフの全ての基本的サービスに対するチップが含まれます。
コスタの分配方法はわかりませんが、船社によっては、最終日にチップの額と配分割合を記入するそうです。
コスタはアンケートとかで配分が変わったりするのかな。

コスタクラシカでは、チップは1日9ドルとなっています。
船内での買物は、基本的に部屋付けで最終日精算ですが、その精算の際に、チップがサービス料か何かとして加算されて請求されます。

別に現金でチップを渡す例というのが、事前に送付されてきたマニュアルに書いてありました。


  • 「朝食をルームサービスでとった場合の、ウエイターさんへ」(通常はレストランで取るので、ご飯代は料金に含まれるが、運搬費は別ってこと?)

  • キャビン担当スタッフなどに特別のお願いをした場合などは、気持ち(←......)に応じて。(ホントにこう書いてあります)


ちなみに、バー等での飲食は、最初から10%のサービス料込みで請求されます。
部屋付けの支払いになるから、全然意識していないチップですね。
(海外だと、支払いがクレジットカードのときはどうなるんだろう?テーブル担当が決まっているとかだったかな)

さて、私たちがチップを払うまで。

初日の夜、ブランケットの配達をインフォメーションデスクでお願いしたところ、夕食から戻ったらもうベッドに置いてありました。
配達してくれたのはたぶん、キャビン担当のRくんです。
その時点では、チップの取扱がよくわかっていなくて、そのままにしておきました。
同行のYさんは、普段海外のホテルでは、1日ひとりあたり1ドルのチップを枕元に置くそうですが、オールインクルーシブの壁(笑)にあたり、ちょっと悩む。
チップは不要って書いてあったんだもん。

さて、翌日に特別なサービスを受けた場合は、気持ち程度って書いてあるのに気づきました。
「ブランケットの配達って、たぶん特別なサービスだよね!」(基本サービスとは別という意味で)とチップを渡し損ねたことに気付きました。(てゆーか、日本とかみたいに、居るときにきてくれるんじゃないんだもん)
ブランケットを貰ったにもかかわらず、チップをぶっちぎっていた翌朝も、Rくんはニコニコ笑顔でサービスしてくれました。
ホントに一生懸命サービスしてくれていたので、海外ホテルと同様に、1日ひとりあたり1ドルのチップを枕元に置くことにしよう、という話になりました。
なので、3日めの朝は、ブランケットをもらった初日の分とブランケットのお礼を込めて、2日分の5ドル(笑)を枕元に置いておきました。
(ちなみに、Yさんはアメリカに行ったばかりだったので、十数ドルの紙幣が財布に入ってたらしいです。公用通貨がユーロじゃなくて良かった!(笑))
ウォンと人民元は準備していても、ドルを持っている人って少なかったと思うんですよね...。
そういう人たちはチップってどうしたのかなあ。
相手が日本人なだけに、スタッフも貰えないと割り切ってたのかもしれないですけど...。

とりあえず、乗船のときに一番困ったことですね。
乗船前に届く資料には、ドレスコードのことは一切触れられていません。
ネットで探して、ようやく「最低1回はフォーマルがある」という情報をゲットしました。
通常、コスタクルーズでは、1回のクルーズに1回はフォーマルが必要なようです。
オールカジュアルクルーズのある日本船とは違いますね。

さて、今回のアジア・ショートクルーズ
(※ネット上では、中国発着の秋のアジア配船をそう呼んで「区別」されていることが多いようです。なぜならば、明らかに通常のコスタとは違うから。同じアジア配船でも、シンガポール方面ではそうは呼ばれません。区別される理由は、おそらくは客層が違うからです)

ドレスコードは、TODAYを見て朝知るパターン。(Todayが前日夜配布なので、正確には前日の夜に知るんですが)
結果は、下記のとおり。(便宜的にわかりやすいよう、その日出港した港を書いてみました)


  • 1日目の夜(福岡):インフォーマル

  • 2日目の夜(済州島):インフォーマル

  • 3日目の夜(上海):インフォーマル

  • 4日目の夜(終日航海):ガラフォーマル


アジアショートクルーズは、本来は上海発着なので、船が予定した正規ルートでは、「乗船翌日の夜にウェルカムの意味を込めてカクテルパーティ」を開催、あとはお好きにというパターンなのかな。
日本発着の私達にはお別れパーティ的でちょうど良かったかもです。
(乗船説明会でも乾杯があったし、下船説明会でも乾杯があったので、3回も乾杯したことになります。笑)

フォーマルなどの服装の定義には諸説あるようで、コスタ社は指定していません
(日本船だと、各船一応の目安を航海しています。敷居を下げるため、かつ事前に説明しておくことでのトラブルを避けるため、かなぁ。日本ではドレスコード違反で入店を断られるなんて聞いたことないですが、海外では結構言いますよね。...まあ、日本で私がそういう高級店に行ったことがないからかもしれませんけど)
指定してるんなら、事前資料にドレスコードの説明が載ってないと困りますよね。
但し、注意書きがあって、コスタ社はイタリア船社らしく、イタリア流のおしゃれを楽しみます、と。
あまり堅苦しく考えず、個人が個人なりのおしゃれを楽しむのがイタリア流です、とのこと。
そーれーはーそうなんだけどー。
そういうことでそわそわするのは、やはり日本人だからですかねえ。
私の乏しい経験ではあまりよく分かりませんでした。
(だから皆迷うんだよー)

ということで、今回のアジアショートクルーズに限った話。


  • ガラフォーマル:それなりに華やかな服装。友人の結婚式に出るような感じ。

  • インフォーマル:街にごはんを食べに行く感じ(笑)。ちょっと高めのお店に行くくらい。

という感じでした。

参考になるかわかりませんが、
荷造りしたときは、

Costa Classica - Costa Cruises←コスタクラシカ オフィシャルサイト
(※いちおう、日本向けなのですが、要所要所が英語です)


進水:1991年2月2日
総トン数:52,926トン
全長:220.6m
全幅:30.8m
喫水:7.6m
航海速力:19.2ノット
船客定員:1308名(最大 1766名)
乗組員:650名 
(Wikipediaより。オフィシャルは英語だったので...)

ちなみに、定員というのは「ツイン」を2名使用した場合のケースで、ソファベッドやプルマンベッドを使用した場合に、1766人まで乗れるということだと思います。

コスタ社としては、小さい部類に入る船です(クラスとしては、下から2番目のサイズ)。
2009年からアジア地域に配船されるようになりました。
コスタクラシカは、名前の通り「クラシカル」なクルーズ船を意識したそうです。
(...というのをどこかで読んだんだけど、出典が思い出せない......。たぶん船内のパンフか何かかなぁ)
とにかく長い。
全幅はあんまりわからなかったですが、全長はね、船首側のデッキから船尾側に行くのに200m。
ウォーキングはしなかったけど、屋外デッキを1周すると約500mになるわけですね。
良い運動だあ。
万歩計を持って乗らなかったのが、無念です。

ちなみに、ほぼ同規模で比較される飛鳥IIは、

総トン数:50,142GT
全長:241m
全幅:29.6m
喫水:7.8m
乗客数:800名(販売客室数436室)
乗組員数:約470名
(郵船クルーズのサイトより)

こっちのほうが少しだけ小さいのですが、乗客定員が倍近く違います。
飛鳥IIには内側キャビンがないからかなぁ。
デッキプラン(船内地図)を見たのですが、コスタも同じくらいいろんな部屋があるのですね、どう違うのかよく分からなかった...。
(※乗組員は少ないように見えますが、乗客定員数がそもそも違うので、乗客に対するスタッフ数
は飛鳥IIのほうが多くなっています)

20110913-6.jpg

カンカン照りの日本に到着です!
上海とかでは寒ささえ感じたのに、超暑い!!!

ちなみに、これを降りてターミナルビルを出るまで、フツーに放置でした。
話によると、中国人乗客(寄港側の乗客が優先なので、朝一番に下船)向けには何かあったみたいです。
まあ、帰るといえば帰るんだけどさー、熊本や岡山から来ていた人もいたくらいなのに、日本人向けは無視しすぎたと思うんだなあ。
別にプレゼントとか、観光マップとかはいらないんだけど、これだけ沢山のクルーズが発着してるんだし、ウエルカムくらいの表示があってもいいと思うの!!!


なにはともあれ、無事行程終了です!

(あとは、まとめとかちょっと書こうと...いつになるやら)

20110913-5.jpg
下船の準備が整ったら、ホールに集合です。
降りる順番は、前日に配られたスーツケースに貼るシールで決まっています。
私達はピンクでした。

ピンクの方~~と呼ばれると、エクスカーションツアーのときと同じ手順で下船します。

早速デッキに上がってみました。

20110913-2.jpg

広々としています。

20110913-3.jpg

綱取りのひとかな?

20110913-4.jpg
ウエルカム~っぽいことが書かれている建物?
たぶん中国語なのと、角度の問題か、何をかいているのかさっぱりわかりません。

部屋の窓から。

20110913-1.jpg

目が覚めたら、もう福岡でした。
陸が見える!
帰ってきたなーって感じ。

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 基本クルーズ乗船記。
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 クルーズ乗船の記録ってあんまりなくて情報収集に困ったのでつけてみることにしました。
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