寄港地のアーカイブ

休みの間に更新しようと思ったのですがちょっと間が空きました。。。
写真ベースで更新後、トラブルネタまで書こうと思ったのですが当分かかりそうです。まったりと見守ってください。

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さて、エクスカーションツアーを終え、バスは無事に元の場所に戻りました。
再び同じ経路を通るかと思いきや、並んだのはボーディングブリッジの下にあった、青い掘っ立て小屋プレハブ小屋。
スタッフの方が、パスポートとパスポートのコピーを準備するように言っています。
あんまりまじまじと見てなかったのですが、よく見るとパスポートコピーにはパスポートと同じ入国スタンプが押されていました。
自分の順番が来ると、パスポートコピーとパスポートの写真欄を照合されて出国印がパスポートにのみ押されました。
出発前、やたらとパスポートコピーが重要!!と言われていたのですが、なんだろう、写真貼り変えとかそういうの対策???
何しろ、初海外で1個目の海外の済州島は手続きはなかったも同然だったので、なんだかいろいろ疑問な感じでした。
過去に飛行機で中国に来たことのあるYさんもちょっと「?」だったので、もしかしたらクルーズ限定の処置とかなんでしょうか。
出国スタンプをもらうと、小屋の真隣にあった急な階段を登って、ボーディングブリッジを通って帰船となりました。
まあ、帰りはよそから来た人が出てくだけだから、簡単っちゃー簡単だよね。そんなものなのかしら。

上海の夜景は、限りなく人工的。
見せますって気合いが滲み出てる感じです。
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なんか、このビルの絵もどんどん変わるんですよーびっくりする。


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対岸にコスタクラシカが見えます。
そう、これって川なんだよね。
そう思うと、近くなくて大分遠い。
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私たちのいるほうは、こういう夜景で。

対岸のギラギラやる気満々な景色と、こちらがわのしっとりした、建造物を外から照らした優しい眺めと(反射光と自身が光ってるのはだいぶ印象が違うし)の対比がすごいです。
さらに、ここから振り返ると近代的(現代的?)高層オフィスビルの普通の夜景まで見えちゃう。
あらゆる夜景を満喫できるわけです。
絶景スポットなぶん、危険も多いわけで、ここでは絶対に財布を出さないようにとガイドさんに念を押されました。
最初の場所で怪しい時計を買っちゃったお客さんがいたしね......。
迂闊っぽい気配がしたんだろうなぁ。

新天地。
施設の詳細は、検索などしてください。
予習なしでガイドさんの解説しか聞いてないので、今ここに書いたら絶対間違ってると思う。
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やっぱり国家ぐるみの開発ってすごい。
ちまちましてなくて、どーんていう感じ。
丸ごとやります文句は言わせませんってやったお陰で、建築としての価値はともかく、建物と街のリノベーションは大成功だと思う。
このツアーでは、夜景とかの景色だけを見るものだったのだけど、上海のごった煮感は伺えて、巨大な都市ビルと開発されてない小さな家屋とでクラクラしていたので、人造感はあったものの、一区画の統一された町並みにホッとしました。
煉瓦造りの建物群は、ガラスやコンクリ造りの建物とは明らかに違います。
それは茅葺きとか純日本家屋なんかでも同じなので、たぶん「自然様」の素材が使われているかどうかの違いなんでしょう。
このホッとする要素は大事。
街を開発することで発展してきたアメリカはともかく、ヨーロッパの観光地で建ち並ぶ高層建築っ!どーんていうのはあまり見たこと無いのですが、東アジアは意外とある気がする。
戦争復興とかも関係するんだろうけど。

この新天地は、上海在住の欧米人の方の利用が多いそうです。
たまには土素材の中にいたいよね......。上海は近代化過ぎだ......。

というわけで、なぜかここで1時間30分の自由時間。
食事や小物のショッピングしていいよーって、人民元持ってないし!
買い物は人民元オンリーだそうで。
まあもともと、外貨は一枚も持ってないから、ドルOKでも意味ないんだけどさー。

ふらふらと、ウインドウショッピング。
食べ物屋さんは大盛況で、オープンテラスの部分まで人が溢れてました。
帰ったらご飯があるし、この混雑では集合時間間に合わないかもしれないしで、食べるのは断念。
土産物探すも、意外に土産にできる小物の販売はなし。
そうなのですよ、このクルーズ、土産を買う場所がないっ。
新天地は、小粋な小物ショップはありますが基本的に高いんです。お洒落さんの集う街だから。(なんのこっちゃ)

済州島でも一緒のバスだったおばさま方を発見し、覗いてみると、広場に出ていた屋台みたいな小物ショップで競うように「典型的中国小物」を購入していました。
しかも値札ないんだよー。
日本円で払ってたし。

ちなみに同行者は、とある店で素敵なスカーフを発見、ウインドウショッピングでは済まなくなって、クレジットカード使用を決意。
英語も通じるし、普通にカードOKでした。
それで一気に気が大きくなった一行、(でも二人だけ)は空き時間お茶をすることに。
問題は、(レートから考えても)数百円の買い物ができるかということ。
街には安心のスタバはありましたが、大人気だし中国まできてスタバ...ということで、別のお店へ。
そこもチェーン店ぽかったけど。
入って(同行者が)英語で話しかけると、普通に英語でお返事。
カードも、コーヒー1杯から使えたようです。
まったりとコーヒータイムを過ごしました。

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どこで見ても安心するマック(笑)。
ついアップで撮ってしまい、でかっという気分になりますが、よく見ると小さい。

やはり事前勉強なしに来たので、相変わらず現地通貨の単位が不明(笑)。
人民元の表記が、¥なのをここで初めて知りました。(ひとつ賢くなったよ!)

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デッキから下を覗いて、クルー発見。
ブリッジの横に張り出したところから、タグボートとかに指示を出してるのかな。
写真でもわかりますが、チョイ悪っぽくて、若いっ!

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ボーディングブリッジ。
上海は、今回入港した3港の中で、唯一ボーディングブリッジのある港でした。
ボーディングブリッジのターミナル側の左下の青いちっこい小屋が、後ほど出てくる重要な施設。
小屋とボーディングブリッジの間にあるのは階段(見たらわかる)。
左側に見える通路は、入国後出てくるところです。
バスは、エクスカーション用ナリ。
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デッキから見た光景。
万国旗?を掲げています。
手作業。
どこから来たんだろうと思ったら、左側に梯子がありました。

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ふらーっと近づいてきた謎の船。
なんだろう、と思っていたら、給油船だったそうです。(後から詳しいひとに聞いた)

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クルーズ船用の岸壁らしいです。
他の方のblogとか見るとROROターミナルに着いたケースもあったみたい。
また、寄港時間もまちまちだったようです。
このときは15時〜20時。
なんかすごーい!と思う岸壁に着いたのは、かなりインパクト大でした。

済州島も博多港も、どっちもフツーのコンテナに囲まれたなかだったもんなー。

朝起きて窓の外を見ると......。
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うわあ!

急いで着替えて、デッキに上がってみました。
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上海への入港は午後なのですが、もういろんな船が見えています。

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このツアー、ほんとにガイドさんがすばらしかった。
ここでは、村の方にバトンタッチするのですが、済州島は島なので貧しく、いろんな苦労や独特の文化があったという話を明るく、ちょっと下ネタも交えながら教えてくださいました。
話術で引き込む能力が半端ない、って感じでした。

この村は、韓国政府によって「伝統を守りつつ観光地化する」という政策がとられているそうです。
家は人が住まないと痛むので、茅葺屋根で隙間風の入る昔そのままの家に住まわせる分、税金がゼロになっているとか。
特産品を村のブランドで売るとか。

いつも思うのですが、韓国って決定したら実行までのスピードがめちゃくちゃ速い。
十年かそこらで作り上げてしまう力はすごいなあ。

ガイドさんの説明があまりにすばらしかったので、村の特産品の「五味子茶」というのを買ってしまいました。
日本円で1リットル3000円ナリ。
あとは冬虫夏草の粉末とか。1年分で45000円とか言ってました。
ここの冬虫夏草はワタナベケンさんも買いに来るらしいですよ。私は不要ですが...。
たくさんお買い求めの方には、日本への配送も承っております~ということで、分量にかかわらず1梱包3000円。
またしても、同じバスのおば様方が飛びつく。
で、リーダーの人の家にまとめて送るので、また送料をどう分けるかでひと悶着...。
いいじゃん、重さ関係なく1梱包単位なんだから、何箱買ったとかでわけなくてもさー。
そして、船に戻ったらまだまだ時間があるんだからここで揉めなくてもさー...。
と思いながら、交渉に必死なおば様方をおいてバスに戻って待っていると。
満面の笑みのリーダーさんが帰着。
そして一言。
「送料、無料にしてもらったから!」

......あんたたち、いったいどれだけ買ったのよ......。

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すごい眺めです。
台風の暴風雨にも負けず、階段を上り上り。
同行者が、普段はマダム系に見せかけて実は超健脚ということが発覚。いや、そういうことは出発前に私の耳に入れておいてください...。
結局、あまりの風の強さに、雨合羽はめくれ上がり敗れてしまう始末。いや破れて。...確かに、風との戦いに負けたなカッパよ。。。と言ってやりたくなる風でした。
雨より風だなあ。雨はボタボタの、大粒な感じで。
ほんとに、台風中継で暴風雨の吹きっさらしのなか、マイク片手に立たされているアナウンサー、そういう気分そのもの。
ねえ、私何か悪いことした?
と聞きたくなる感じでした。

でも景色はすごく良かった!
青空の中で見たかったなあ。
もともと入り江で風が強いところに台風の相乗効果があった模様です。

ちなみに、ここには売店があったのですが、ウォンのない私たちに何か温まるものが買えるはずもなく。
済州島では、みかんの栽培が盛んだそうで(しかも日本のみかん)カゴ売りをしていて美味しそうだったのですが、それが買えるはずもなく。
ちぇって感じでした。
まあ、旅先での散財防止になったと言えばなったのかな。

ちなみにみかんは、バスの隣の席のおっちゃんが分けてくれたので食べることができました。
皮の薄い小ぶりなみかんで、ちょっとの酸味があって美味しかったです。

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というのも、船の着いた港は結構市街地から離れているので、移動だけでも時間がかかるらしい。

同じグループでエクスカーションに参加しなかった方にどうしたのかを聞いたら、市街地まではバスが出ていたそうです。
同室の方が韓国語が話せるからと、二人で市街地でのんびり昼ごはんを食べて戻ってきたとのこと。
行きは一方通行、帰りは枝分かれ状態なバス。(路線バスって、知らなかったらそんなものですよね)
バスには乗って帰れず、帰りはタクシーに。
しかしながら、そのタクシーは「船の着く港」が全然伝わらなくて困ったそうです。
あからさまに怪しげな、流暢な日本語を操るタクシーを避けて、流しのタクシーを拾ったのが敗因らしい。
(でも、流しのタクシーを拾え!は旅先での鉄則だそうです)
まあ、ぼったくられてはいなかったし、港にも着いたので結果オーライですが。
ちなみにその方は、ちゃんと行きのバス停の写真をデジカメで撮っていたので、その画面を見せて「このバス停に行ってくれ!」といってようやく伝わったとのこと。
(旅先での写真って意外なところで役に立つっ)
いま、済州島は観光+クルーズで人気と聞くけれど、意外と浸透していないのかな、と思った出来事でした。

ちなみに、私の参加したエクスカーションツアーは、
片道45分のバス→世界遺産の公園の山登り→30分のバス→伝統村→45分のバス
という感じ。
結構移動が長くて疲れました。
まあ、みなとって大体、町のはずれに会ったりするよね...。
たぶん門司港レトロがレアなんだわ。

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