出港のアーカイブ

さて、前回のワンナイトクルーズ(博多→神戸)では、完全放置で人っ子一人いなかった博多港ですが(笑)、今回は見送りの人がいました!


おなじみ西鉄バスの陰に隠れて青い法被の人々が。
このバスがいつ現れたのかわかりませんが、ターミナルからのシャトルバスはいったん帰っていたような気がするので、この法被軍団を乗せてきたのではないかと推測されます。
博多港ってまちから離れているので、てくてく歩いてこれる距離じゃないし、車の乗り合わせっぽくもないので...。

上から見ていると、バスの位置もじわりと変わって(笑)お見送りの体制です。
みなさん一列に並んでいます。

遠ざかっていく岸壁。
結構遠くまで良く見えます。
ずーっと手を振ってくれているのが見えていました。

旅行写真なんかを撮ると良くわかりますが、写真ではかなり小さく見えるものも、肉眼では補正がかかって(笑)かなりしっかり見えるんですよね。


だいぶ遠くまで離れましたが、まだ手を振ってくれています。
写真の下のほうにも、ブンブン振っているスーツのお兄さんが。
さて、この写真でちょっと違和感が??
そうです、にっぽん丸、船首側を内陸に向けて停まっていたので、出港時は「バック」で動いていたのです。
私たちは上からなのであまり気になりませんでしたが、したから見ていたお見送りのかたがた、バックで遠ざかる客船って、結構面白かったんじゃないでしょうか。

さて、前回と同様、4階デッキで出港セレモニーがあるとのこと。
今回は船内がちょっとわかっているので、慌てずに4階へ行きました。
時間が早かったので、人はまだまばらです。

ちょっと肌寒かったので部屋に上着を取りに戻りましたが、そうするゆっくりな時間がありました。
デッキでは、セレモニー用に(と言っても別に乾杯はなかった)飲み物を配っています。
うっすらとした記憶では、スパークリングワイン(シャンパンではない←わがまま言わない)と、ソーダ(たぶん)と、ホットカルピス
たしかに寒かったのですが、ホットカルピスをチョイスしたのはなぜなのか、担当の人に聞いてみたい...。
船首側が内陸側だったので(博多港は突堤の形になっていて、Uの字の外側に船をつける感じです。Uの内側が陸。Uの上の部分が、本土?と地続きになっています。イメージわかるかな)、みんなそっち側に寄っていました。
人が多くて座れなかったので、私は母と船尾よりのところに座っていたのですが、船首の方から楽しげな音楽が。
出港のセレモニーでしょうか。
テクテクと寄っていくと、楽しそうな楽団さんがいました。

楽しげに歌い演奏しながら、いろんな人と記念写真をパチリ。
私も撮ってもらいましたが、姿かたちはシークレット(笑)なので絵画調に加工しています(笑)。
(単に写りが悪かったと言ううわさも)

船員さんが大きなドラみたいなのを叩きながらデッキを歩いていき、出港でした。

といっても船内の。
博多港は、ワンナイトだからなのか、出発港だからなのか、はたまた日本人だからなのか不明ですが、ナチュラルに放置

船内放送があって、デッキにお集まりください〜とのことだったので行ってみたら人がいっぱい。
スパークリングワインかジュース(こういうところはコスタと一緒だ。クルーズの定番なのでしょうか)を配られ、出港を待つ。
でも乾杯のタイミングとかよくわからなくて、あの手のグラスは意外と持ってるのも邪魔なので、つい飲み干してしまいました。
そしておかわりを貰う(笑)。


ひとっこひとりいない岸壁(笑)。
せめてさー着ぐるみか何か連れて来るとかさー。

あ、着ぐるみ大国(笑)の北九州と違って、福岡は、そういうのあんまりいないんだっけ。

紙テープを貰って投げました。
でも人もいないし、別れを惜しむ相手もいないし、どこを目掛けたものやら。
いや、投げるのはめちゃくちゃ楽しかったんですけどね。
綱取りのために来ていたのだろう作業着のおっちゃんが受け止めてくれます。
いい人だ......。


投げる側も、受け止めてくれないと、楽しくないんですよー。
だってかなりの確率で海に落ちるし

防舷材に絡まる紙テープ。

終わったあとは、スタッフさんたちが回収していました。
投げた後、どうしたらいいかわからなくて、デッキの手すりに結んだ人が多数なのでした。

にっぽん丸の博多→神戸片道クルーズです。

今回は、正午出港で翌朝10時に神戸につく22時間の旅。

夜発で翌夕方につくプランもあったのですが、着いたその日を有効活用できるのは今回の方ですよねっ。

ちなみに、旅のスケジュールは
1月7日(金)12時博多出港
1月8日(土)10時神戸港着
→京都へ移動

1月10日(祝)新幹線で帰宅

となっています。
ちょうど連休を有効活用です。


12時出港ですが、博多の埠頭内はひとがウロウロしてはいけないそうで(歩道はありますよ)、国際ターミナルビル集合です。
ターミナルビルはバスも止まるし、埠頭の中に集合よりはいいんだけど。

11時〜11時30分の間にターミナルビル集合だったので、あまり張り切って早すぎるのも……と、真ん中くらいの時間につくよう行ってみたら、びっくりなことにほとんど最後のお客だったようです。

ターミナルビル入口できょろきょろしていると、
にっぽん丸にご乗船ですか?
と尋ねられ、外のバス停へ誘導。
お馴染みの西鉄路線バスにのせられました。
貸し切りです。

結局、5分くらい待って、2人追加になったくらいで出発。
わりと奥の方に停泊しているにっぽん丸に向かいました。

上海の出港は、20時。
いつもの夕食は、17時30分からの「1回目」なのですが、今日はエクスカーションから帰ってくるのが遅くなったのもあり、2回目でもいいとなっていました。
お知らせボードにも書いてありましたし)
そのかわり、オープンシート(座席指定なし)です。
なので、3回目の晩御飯、またしても違うウエイターさんです...。
毎日同じ人なので顔見知りになれて楽しいよー...ってウソツキ...。

しかし、なんとここでも、お昼と同じご家族と相席(笑)。
向こうも覚えていてくださって、あら、みたいなご挨拶をしました。
こういう顔見知りができるっていいですね。

ちなみに、コスタはどうも入出港に特別の意識がないみたいで、入港・出港の時間にかぶせて食事というのが普通にあります。
(しかも1回目にかぶってるから、いつも外で見られない)
この日もそうだったので、できたら良いなーくらいの感覚で(オープンシートだし)、岸壁のある左舷側にセットできないか聞いてみました。
残念ながら、左舷側は中国人の方用らしく、真ん中のテーブルへ案内されました(てゆーか、そしたら右舷側に振ってくれても良かったと思うの...)

ちなみに、ウエイターさんは中国の方。(名札に出身国の国旗がついているのでわかる)
ものすごく頑張ってスマイリーな対応をしていただいているのはわかるんです。
わかるんですけど!!
やっぱり無愛想なんだよねえ...。
ほかの国のスタッフさんと比べると...。
(フィリピンやその周辺諸国、ドミニカ共和国あたりからのスタッフさんが多いそうです)
でもそれが国民性だと思うので(ほほえみの国タイのように、中国人はそういう対応なんだと思っているし中国人客はそれが自国サービスなんで納得していると思うの。)、せっかくなのでテーブル配置のときに気をつけるといいと思うんだ...。

そして肉の寄せ集めステーキ(笑)。
同行者の肉はちゃんと塊だったのに!
(でもこっちのほうが、むしろ柔らかくて食べやすかったかもです)
20110911-15.jpg

そして......いつもーウエイターさんが違ってもー溶けている...アイスクリームでした。
20110911-16.jpg

20110911-14.jpg
4階の自分の部屋に戻って撮影。
すっごい近いのわかりますか(笑)。

初日のこの記事「乗船!」の船の写真をご覧ください。
ボーディングブリッジの真下にある丸窓わかりますか?
たぶんこの窓の段です。(乗船が5階からだったので)

クルーズでも(マンションでも)、高いところの部屋はお値段も高いわけですが、クルーズの場合は見晴らしがいいところに行きたければデッキに上がれば良いわけで、4階のこの感じって、逆に臨場感というか「近い!」感じがして良いです。

ただ、最初の頃、油断していた同室のYさんは、まったり着替えようとして窓の外を見たら、近くに作業しているおっちゃんがいてびっくりしたらしい
船が多いところを通るときは、危険です。

休みの間に更新しようと思ったのですがちょっと間が空きました。。。
写真ベースで更新後、トラブルネタまで書こうと思ったのですが当分かかりそうです。まったりと見守ってください。

20110911-12.jpg
さて、エクスカーションツアーを終え、バスは無事に元の場所に戻りました。
再び同じ経路を通るかと思いきや、並んだのはボーディングブリッジの下にあった、青い掘っ立て小屋プレハブ小屋。
スタッフの方が、パスポートとパスポートのコピーを準備するように言っています。
あんまりまじまじと見てなかったのですが、よく見るとパスポートコピーにはパスポートと同じ入国スタンプが押されていました。
自分の順番が来ると、パスポートコピーとパスポートの写真欄を照合されて出国印がパスポートにのみ押されました。
出発前、やたらとパスポートコピーが重要!!と言われていたのですが、なんだろう、写真貼り変えとかそういうの対策???
何しろ、初海外で1個目の海外の済州島は手続きはなかったも同然だったので、なんだかいろいろ疑問な感じでした。
過去に飛行機で中国に来たことのあるYさんもちょっと「?」だったので、もしかしたらクルーズ限定の処置とかなんでしょうか。
出国スタンプをもらうと、小屋の真隣にあった急な階段を登って、ボーディングブリッジを通って帰船となりました。
まあ、帰りはよそから来た人が出てくだけだから、簡単っちゃー簡単だよね。そんなものなのかしら。

20110909-3.jpg

ターミナルビルを抜けると、目の前にバスが。

船はだいぶ目の前だったのに、何故かバスに押し込められ5分の旅。
ビルの敷地の外に出て、ぐるりとコンテナを回って岸壁へ。

ギャングウエイ(舷門)のほぼ真下に着いて、結構きつい階段を上って船内へ。
ちなみに、先ほどのスーツケースですが、預けていないとこの階段をおそらく自力で持ち上げる必要があります...。結構厳しい...。
階段を上りきると、入口にいっぱい制服の人が立っていて、手荷物検査をされます。
飛行機と同じような、X線の手荷物検査と金属探知機みたいなのがありました。
なので、スーツケースを自力で持ち上げてきても、たぶんそこでまたその機械を通すという難作業が...。

さらにその検査所を抜けると、3列くらいに分かれて並ばされ、1人ずつ写真を撮っていきます。
何に使う写真なのかわからなくてきょとーんとしてたのですが、後ほど、船の乗下船の際の本人確認のものとわかりました。
カードのバーコードを読ませると、画面に顔写真が出るんですね。
さすがセキュリティは完璧。

私の列のお兄さんは、すごく笑顔で「ニコニコ~♪」というので、とりあえずニコニコしてみました。
撮られた写真がちゃんとニコニコだったかは、見せてくれないのでわかりませんでしたが...。

20110909-2.jpg

JTBで申し込んだ人は、ターミナルビルの3階にある大会議室で受付&事前説明を受けます。 HISで申し込んだ人は、1階のカウンターで説明を受けたようです。 ターミナルビルの利用券(300円くらい?)を事前に購入して、利用券とパスポートを渡してチェックしてもらいます。 利用券に、通し番号(手書き)の入った整理券をホチキスで留められ、後は乗船開始まで待つようにいわれます。

会議室には、ホワイトボードに税関の申告書の見本が貼られていました。
海外旅行初体験のkcoは、いつその書類が渡されるのだろうと興味津々で待っていたのですが、結局渡されたのは、クルーズ最終日の下船直前(船内で配布)。
そういえば、そんなの貼ってあったな〜とオボロな記憶はありましたが、記入見本なんて覚えてないよ!(怒)
まあ、見本なくても書けたけどさ...。

ちなみに、スーツケースは事前に送られてきたタグを付けて、1階の預け所へ。
タグをみたら(部屋番号も印字されてるし)乗客なのは一目瞭然だし、飛行機ほど厳密な重量制限もないだろうから、まあ良いんだけど。
ものすごくフレンドリーであっさりした対応でした(笑)。
多分、日本船の国内クルーズと同じ感じ?
渡したら、了解でーす♪みたいな軽いノリで。
預けない選択肢もあるんだけど(別に強制ではないので)、コスタクラシカの荷物の配送は早い(らしい)ので預けた方が間違いないです。
ほかの船では、朝乗り込んで晩ご飯後到着~みたいなのも見たけど、コスタは乗船して部屋に着いたら、もうスーツケースが届いていました。


さて、乗船開始前までに、2回くらい、「乗船説明会」がありました。
初海外なので説明もきちんと聞いていましたが、もうあまり記憶がない...。
とりあえず、500人くらい乗船するので時間がかかります〜という話だったかな。
3段階の関門?があるという話だったのですが、結局事前説明ではよく分からず、コレ?コレ?とキョロキョロしながら探しました。

結論から言うと、出国ゲートへ向かうときに、入口で「利用券+整理券」、出国ゲートで「パスポート」、船の入口で「パスポート+Boarding Form」をそれぞれ渡していきました。

 
博多港国際ターミナルビルから見るコスタクラシカ。

 意外と小さいねっと同行者に話したら、それはここから遠いからよ...とまったり否定されました。うう、そうか。

 周りもコンテナとかで広々してるからなあ。

さて、
博多→済州島→上海→博多
の4泊5日の旅の始まりです。
でも思い出し日記なので、投稿日は乗船日に合わせたりせず、そのままにして書いていきますです。
(全部出来上がったら目次の頁をつくるかも)

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 このブログは、北九州市在住のまったり女子の旅の記録です。
 基本クルーズ乗船記。
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 クルーズ乗船の記録ってあんまりなくて情報収集に困ったのでつけてみることにしました。
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