もちろんテレビ観戦です。
お仕事が忙しく、泣く泣く出勤したのですが、よく見ると携帯のワンセグは録画予約ができました。
文明の利器恐るべし。
とは言いつつ、そんな4時間以上のイベント録画できるわけありません。
事前にタイムスケジュールを確認し、どうしても見たい選手の前後1分プラスで録画。
素晴らしいことに、その枠内できちんとおさまってました。
ところどころ画像が乱れるのは仕方のないところですが、執念が勝ったのか高橋の映像だけ超クリア。
わかってます、新携帯。これから2年、うまくやっていけそうです。
帰宅が遅かったので、自宅の録画は全部見れていませんが、魔物が活躍しまくった挙句、女神はさっぱ
り現れなかった悲しいショートプログラムだったようです。
まあ、えてしてショート・フリーともに神の光臨する試合はないので、より盛り上がるフリーに女神が
降臨すると信じたいと思います。
ちなみに始まる前のプルシェンコに端を発したPCS論争、さらには4回転まで、実力伯仲激戦必須っ
ぷりのなかで心理戦まで出てきて、ああオリンピックだなあという感じです。
欧州選手権でプルシェンコがジュベールよりも、PCS(演技構成点)が低かったこと、さらには4回
転を飛ぶ選手にとってはトリプルよりも長い助走が必要であり、このせいで4回転を入れていない選手に
TRで差をつけられるのは納得がいかない、というような話でした。
ちなみに「僕たち4回転を飛ぶ選手は」といきなりジュベールを巻き込むさすが王者。
難しいジャンプを飛ぶためには助走は長くなり、その分、直線的に滑る時間は長くなります。それは仕
方のないことだと思うのですが...。
助走が長すぎる場合は、ジャンプのGOE(要素の出来栄え)でもマイナスされます。
(逆に助走が短い場合は加点要素になります)
ということは、ジャッジ自身が「適切な助走の距離」を掴んでいるはずで、直線的なすべりがその範囲
内であれば、助走の長さにより多少ランが多く見えても、TR(トランジション:要素間の繋ぎに関する
演技構成点)が下がる要因にはならないはずです。
浅田真央選手も、3Aを2回入れるときにどうしても呼吸を整えるためランが長くなり、批判されてい
ましたしね。どこかのサイトで、各要素にかける時間を割り出している一覧があったのですが、3A、3
A+2Tにあわせて1分弱が費やされていて、確かに長すぎると思ったものです。
もともとTRは、他の要素点に比べて点が出にくい項目です。
ジャッジも悩むところなんだろうなあと思います。