2009年12月26日

ルイス・バラガン邸をたずねる@ワタリウム美術館

ワタリウム美術館は初めて。 かなり迷いました。 展示もショップのセレクトも素晴らしくて、今後も要チェックです。

館内にあった求人広告の、「当館の展示を3回以上見ている方」にちょっとうけつつ、納得。
美術館や劇場の職員は、どんなに優秀でも、何でもいいからとりあえず働きたいってひとにはやって欲しくない。


2009年12月24日

サンタ追跡プロジェクト

アメリカって時々大真面目にこんなことやっちゃうから面白い。(笑)

http://www.noradsanta.org/

よくある質問、の答え方なんて大好きだ!!

ちなみに、アドレスを最初「野良サンタ」と読んでしまった私。ごめんサンタ。

2009年12月23日

星雲丸

航海訓練所の船だそうです。 でっかく横断幕がだしてありました。 それよりその船と岸壁の隙間で釣りをする釣人の根性がすごいです。

2009年12月21日

身替座禅(歌舞伎座12月公演)

 この演目を見るのは2回目。
 前回は、右京は仁左衛門でした。
 全体の印象としては、良い芝居。少し染五郎の動きの雑さ、侍女二人の動きの揃わなさが気になりましたが。

(配役)
 山蔭右京  勘三郎
 太郎冠者  染五郎
 侍女千枝  巳之助
 侍女小枝  新 悟
 奥方玉の井 三津五郎

 基本的に、複数回見る演目というのは、最初の方が印象が強く、2回目は点が辛くなるのですが、今回も同様。
 

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2009年12月19日

カドリードミニオンのくま

雪のカドリードミニオン。
寒さでガチガチ震えるブタを見た。
毛布は掛かっていたが明らかに足りてなかったので、隣りにいた餌の野菜を切り売りしているお姉さんに尋ねたところ、ブタは毛が少ないんで寒がりなんですよー。
と笑顔で返事。
イヤちょっと待って。
聞いてるのはそこじゃないから(笑)。

ちなみにクマは爪が凄かった!

2009年12月 9日

フィギュアスケートグランプリファイナル生観戦(ペア)

 実質オリンピック前哨戦という感じの、ペア。
 フリーは男女シングルフリープログラムの前で、空席が目立ったのが残念。
 
Pl Name Nation Points/ SP/ FS
1 Xue SHEN / Hongbo ZHAO CHN 214.25/ 1/ 1
2 Qing PANG / Jian TONG CHN 201.86 /4/ 2
3 Aliona SAVCHENKO / Robin SZOLKOWY GER 200.38 /2/ 4
4 Maria MUKHORTOVA / Maxim TRANKOV RUS 198.35 /3/ 3
5 Yuko KAVAGUTI / Alexander SMIRNOV RUS 183.01 /6/ 5
6 Dan ZHANG / Hao ZHANG CHN 180.25 /5/ 6

 200点超え3人というちょっと大盤振る舞い系の点にはなりましたが、実力伯仲という感じでオリンピックに向けて仕上げてきたのを考えると、それもありかなと言う感じ。
 ショートプログラムはTV観戦でしたが、ミスが少なく観戦し甲斐がありました。
 ショートと言う密度の濃いプログラムの中で、上位陣にレベルの取りこぼしが多かったのは残念ですが...。

 で、各組感想。

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野崎村(のざきむら)(歌舞伎座12月公演)

私的印象は...イマイチ、かなあ。
(配役)
   お光  福 助
   お染  孝太郎
 後家お常  秀 調
   久作  彌十郎
   久松  橋之助

 今回は、メインの「大江戸りびんぐでっど」が2時間半と短いせいか、1時間前後の濃い内容が2本。結構つらい。
 歌舞伎って長い話のうち名場面がある幕だけの上映というのがよくあり、この野崎村もそのひとつ。
 「お光」が近いうちに挙げるであろう祝言を思い描きながらルンルンと生活をしているところ、「お染」が訪ねてくる。お染はお光の祝言相手、久松の奉公先の娘で、久光と恋仲だったのがバレ、引き裂かれたのだとか。
 お染はそれを一切語らないのだけれど、お光は敏感に察し、追い返してしまう。
 ちゃきちゃきした農家の娘の福助と、おっとりした大店の娘の孝太郎の対比が面白い。
 最後は、お染と久松を分かれさせることは出来ないと察したお光が髪を下ろし、自分は尼になるのだからと久松を奉公先に帰らせます。(まあ、いろいろ中盤のくだりはあるのだけれど)
 舞台中央から上手に向かって「船で漕ぎ出す」お光と、花道を籠で行く久松。同じところへ帰るのに、まったく別の方向に向かうところがこれからの苦難を象徴している感じの終わり方です(最後は心中するらしいのですが、イヤホンガイドに言われた悲壮感や不吉の前兆、みたいなのは気付かなかったです)。
 籠も船も見えなくなって、舞台にはお光とその父久作が立ち尽くします。
 その長い、間。
 一番の見所に思えました。
 ギリギリのところで立ち尽くし、もう見えなくなった久松の籠をひたすら追い続け、懸命に何かをこらえる。
 ...そして、プツリと途切れ、泣き崩れる迫力。
 
 
 これを書いている途中に他の方の劇評を見たのですが、この舞台配置間違ってるというか省略されているらしい!
 本当は仮花道を作って、同じ方向に同時に進むというストーリーだったとのこと。
 うわああんうそつき!
 私は変な考察しちゃったじゃないか!
 まあ、舞台自体を見ての感想だから変えたりしないけどもさ。
 歌舞伎の本丸、歌舞伎座での舞台なんだから、きちんと伝統に則った演出をして欲しいなと思ったのでした。
 仮花道作らないのって、別に新しい解釈とかじゃなくて、単なる手抜きだし!

2009年12月 8日

操り三番叟(歌舞伎座12月公演)

 記憶が薄れないうちに観劇録。スケート観戦と平行して書いてると何がなんだか分からなく。
 グランプリファイナルにあわせて上京したので、開いている日にちは12月4日のみ。
 そのなかで、歌舞伎座昼公演には贔屓の勘太郎、染五郎が出るとあってホクホクです。
 操り三番叟は数年前に歌舞伎座で染五郎の「松寿操り三番叟」を見て以来非常に好きな演目。
 且つ、踊りのうまい勘太郎とあって、とても楽しみでした。
 ちなみに、購入した筋書きをチェックしたところ、私が見た操り三番叟は平成15年の演目だったっぽい。(調べたところ、2003年の「歌舞伎四百年三月大歌舞伎昼公演」でした)
 うわあ。
 その演目で染五郎ファンになったもので、楽しみでした。

(配役)
  三番叟  勘太郎
  後 見  松 也
  千 歳  鶴 松
   翁   獅 童

 千歳(せんざい)の舞は初々しい感じ。やや堅いものの、まあ若い役だし良いか。
 翁の舞は、...うーんイマイチ。
 かなり硬くて、私の席からは「震えている」ように見えました。動きが全然スムーズじゃない。
 イメージとしては、フリーハンドでまっすぐな線を引くはずが、出来上がってみたら波線になっているというかがたがたしている感じ。翁らしいタメも重みもなく、ちょっと残念。
 三番叟は、三番叟という舞を踊る人形を、後見が操るという趣向。
 最初に箱から出され、抱えられて舞台中央へ(実際は、後見が小脇に抱えたところを三番叟は膝を曲げずにすり足で歩き、足がだらんとぶら下がって床を擦っている感じ)。
 人形である三番叟のポーズを整えるために軽く持ち上げ、置き方を修正。そこでも後見と呼吸を合わせ、体重を感じさせない動きはさすが、秀逸。
 ただ、そこから先は、ちょっと息のあっていない感じがしました。
 伏せて周囲の見えないままの勘太郎は、後ろの音楽などをキイに合わせるしかないと思うのですが、それがあっていないので、うーん。後見があわせないといけないと思うのですが、...ちょっと経験が足りないのかなあ...。
 過去の公演と比べられるのが歌舞伎の良いところでもありますが、以前に見た三番叟があまりにもぴったり合いすぎていて鳥肌が立ったくらいなので、まだ開演して3日目の演目に期待しすぎたのかもしれません。
 勘太郎の動きは多少の粗もありながらすごく良かったし、後見も単独で動くところは丁寧でよかったので、後半の円熟味に期待、かなあ。といってももう1回見に行くことはできないんだけど。

フィギュアスケートグランプリファイナル観戦(男子1~3位)

 さて、表彰台組。
 ...といいつつ、順位を書くのを忘れていました。

Pl/Name/Nation/Points/SP順位/FS順位
1 Evan LYSACEK /USA 249.45 /2 /1
2 Nobunari ODA /JPN 243.36 /3 /3
3 Johnny WEIR /USA 237.35 /4 /4
4 Jeremy ABBOTT /USA 235.38 /5 /2
5 Daisuke TAKAHASHI /JPN 224.60 /1 /5
6 Tomas VERNER CZE /192.32 /6 /6

で、各選手感想の続き。

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フィギュアスケートグランプリファイナル観戦(男子4~6位)


 ショートプログラムは北側から観戦。
 ジャッジサイドではなく、プログラムは裏になるのですが正面はテレビで見られるので(笑)、なかなか楽しく観戦。
 フリープログラムはジャッジサイド。
 2階のほぼ中央で、見やすく観戦しました。
 私の前列が6席幅広く人が来なかったので(笑)、とてもみやすく観戦しました。土曜のチケット取るの大変だったのでちょっと悲しい。

 さて、全般的な感想。
 全体的に仕上がってきたなという感じです。
 とんでもなく崩れた選手もいたし、ジュベールのように来たくても来られなかった選手もいますが概ねトップ選手の大集合という感じでした。
 後はクワドが少ないのが...。プルシェンコが帰ってきたことで、公式練習で跳ぶ選手は増えたようですが、試合となると...。
 今、試合でコンスタントに飛ぶ選手は、いずれも元世界王者のプルシェンコ、ジュベール、ランビエール。全員トリノを経験していて、オリンピックに向けた調整の仕方を知っているはずです。
 2シーズン続けてクワドなしの選手がワールドを勝ちましたが、オリンピックではそうはいかないと信じたい。

 選手ごとの感想。

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2009年12月 7日

フィギュアスケートグランプリファイナル観戦(ジュニア)

 行ってきました代々木体育館!
 NHK杯に行けなかったので、なんとしても行きたかったこの試合。
 無事に見ることが出来ました。
 4種目+エキシに分けて観戦日記。
 とりあえず、ジュニア。

 他の予定を入れていたので、昼の早い時間にやっているジュニアは観戦できず。
 結局、3日にあったジュニア男子とジュニアペアのテレビ観戦+最終日のジュニア女子のフリーの一部しかまだ見ていません。

 ジュニア男子は、羽生結弦選手が優勝。まだ14歳。
 連勝で切符をとったせいか、周囲の期待に反応して、ショートでは、スピンに精細を欠く演技で3位。
 ジュニアは18歳までの選手が参加できるので、18歳の選手とならぶと14歳の羽生選手はまだ全然子どもです。
 にもかかわらず、リンクでは大きく見えました。
 表彰台に並んでいた姿は、それほど身長差を感じさせませんでしたが、とにかく線が細い!
 (身体に対して顔が大きい...とも言いますが)アンバランスな感じで、もう少し背が伸びるんだろうなあという感じがしました。
 だってまだ14歳だし。
 あと2年は、ジュニアにいなくてはいけないのですが、来年からは、グランプリシリーズには出場可能(「スケート年齢」で世界選手権やオリンピックは16歳以上、グランプリシリーズは、経験を積ませるために15歳から出場は可)なので、来年NHK杯に出てくるのでしょうか。
 それは1枠しかないジュニアワールドの結果次第かなあ...。
 羽生選手がGPSに出てくるとなると、シニア男子の枠がかなり厳しくなりますが、とても、楽しみです。

2009年12月 4日

歌舞伎座12月公演(昼)を見に行った。

 歌舞伎座さよなら公演。
 歌舞伎座取り壊し(※建替えです)の話を聞いてから、3回目くらいかな。
 行ってきました。

 今回は知人と2人で行きましたが、幸運なことに1階中央花道脇という良席。
 とてもわくわくしました。
 演目は、
 操り三番叟
 野崎村
 身代わり座禅
 大江戸りびんぐでっど
の4作品。
 すべて1幕物というちょっと面白い構成です。
 
 大江戸りびんぐでっどは、宮藤官九郎の新作物。
 ちなみに夜は野田版鼠小僧の再演で、現代歌舞伎2本立てという面白い構成でした。
 夜公演も取りたかったけれど、そもそもの旅の目的がフィギュアスケートを見るというものだったので、夜公演を取れるはずがありません。
 さすがに新作と言うことで、会場は大入り満員。昼の部は、チケットは全日ソールドアウトでした。

2009年12月 1日

気が付いたらアフラックに1コーナー占拠されている!

奥には法被を着た営業部長の姿も! 恐るべし!