2009年1月20日

Inspector Loganを読んだ。

地道に、初心者向け洋書を読む日々。
これは、「Cambridge English Readers」というシリーズのLevel1です。
シリーズの中ではいわゆる一番初心者向けなのですが、有名どころの「Penguin Readers」とか「Oxford Bookwarms」とはちがい、最初心者向けのくせして、わりとむずかしめではないかと。
(上記2シリーズの初心者向けは、絵本に近いくらいのイメージ)

若くしてinspector=警部となり、配属された女性Loganの話です。
今回は、配属されてすぐの話で、なかなか「警部」として認められてないとひそかに悩みながら、殺人事件を推理、解決します。
ストーリー自体にそれほどひねりはなく、ちょっとしたどんでん返しの部分で、Loganの実力が部下にも認められる...というところです。

但し、Loganが「認められていない」と悩む理由が、「madam」と呼んでもらえないことにあるのですね。
男性向けにつける「sir」が、女性向けだと「madam」となり、アメリカでは「Ma'am」(マム)になる。
たまたま、海外ドラマを見て知っていたネタですが(マム、と呼ぶのを知っていたので、madamと書いてあっても察せられる)、知らなかったらちんぷんかんぷんだったかも。

まあ、それはサイドストーリー的な部分なので、そういうちょっとした謎の積み重ねが、知識の蓄積になるんだと思うんですが。

ちなみに、内容は英語で読むとところどころ謎を感じつつまあ読める程度、ミステリ的には初級編っていう感じ(さすがに一発で解決はせんよなー程度)。

この本は、シリーズで、次の話がいきなりLevel2にあがってしまいます。
Level2もゲットしましたが、文字の量もレベルもガッツリ上がってるんですけど...。難しくて進まない...。
ちなみにレベル2はこれです。⇒Logan's Choice(Cambridge English Readers:Level2)