●Vプレミアリーグ(堺vsJT)in北九州市立総合体育館
実はVリーグ初観戦。
そしていつのまにぷれみありーぐとチャレンジリーグになったのかも知りませんでしたよ。
Vリーグのオフィシャルサイト見ても違いが良くわからん…。(昔のV1とV2だと思うんだけど)
http://www.vleague.or.jp/
行ってみると、審判席の逆側に、ホームチームとアウェイチームの応援席が!
JTサイドの正面に座ったので、み、みどり…と思いましたよ。
なんてゆーか、応援のタイミングがつかめなくて謎でした。
国際戦はいっぱい見てますからー、無駄に盛り上るのとかよくわかるんだけど。
野球みたいに、攻撃してるときしか応援しちゃいけないとかってのないし、どういうタイミングで棲み分けてるのかがさっぱり。
同行者は音がうるさいといってましたが、いや、国際戦の、それは妨害か?と言わんばかりの無駄なDJとか見てるから、あっさりしたほうだと思うですわ。(苦笑)
さて、立ち上がりから接戦。
どっちがスキとか言うのはないので、フラットに見る。
すごいプレーでおおーっと拍手。なので、どっちがいいプレーしても拍手。エラーで点が入ったときは、ああーってため息を吐く。なんだそりゃ、と周りの人は思ったかも。
全体的に、よくボールを拾っていて、ラリーが続いていました。だから緊迫感もずっと続いていて、選手はさぞや疲れただろうなあと思ったです。
しかし、確かにワタシ国際戦ばかり見てきましたが、うーむ、抗議によってひっくり返る判定の多さにびっくり。そして誤審の多さにも。
一度なんて、エンドラインをボール2個以上割っていたにもかかわらず、インの判定。ラインズマン、何やってんの…。
えーっ?と思ってみてたら、JTのエンドラインの延長線上のベンチに座っていた選手が、床を叩いて走って抗議に行ってましたよ。
さすがに判定は覆りましたが。
それはさすがに相手チームも納得、みたいな。(覆ったことに対する抗議はなし。抗議しないと認めたことになるので、言ってることが無茶だとわかっていても、形としてキャプテンが抗議することはわりとよくある話)
なんだかなー、全体的に審判怪しすぎ。判定が覆ることって基本的にあってはならないはずなので、覆ったときは理由を言って欲しいもんだと思います。
口頭警告を行いましたーみたいなのはどうでもいいので(笑・いや、どうでもいいってか…必要なんだろうけどさ)。
なんかわたわたやってて、コールされたチームと違うほうがサーブしたら、何があったのよって思うじゃん…。見てる側の心理としてさ…。まあ、それはTV放映されてても、解説の人が教えてくれないとわかんなかったりするんだけど。(男子でよく解説する川合さんはそういうのよくわかってる解説が多い…ちょっとウルサイという説もあるけど…)
観戦していて目立ったのは堺の6番。サーブもボールコントロールもうまくて、いいなあと思っていたら千葉だった。なんだ千葉じゃん!と思ったのは、世戦ですごいプレーをいっぱい見せてくれたお陰だと思います。(千葉ならできて当たり前ーって感じがしたというか)
あとは、堺のほうはうまく全体に回している印象が強かったのですが。お目当ての選手がいないせいかもしれません。友永選手は控えだったし、伊藤選手は敢闘賞?貰ってたけど、膝の怪我の影響か、サーブが昔ほどキレイじゃなくて残念だった。いや、センタープレイヤーだから、本業はブロックとクイックなんだけど。
JTは、初めて見た生「ヘータ」に感動!
平野信孝選手、かつて99年のWCで非常にいいプレーをした印象があって、その後、TVで放映される全日本の試合に召集されたかどうかがよくわからないんだけど、故障もちと聞いていたので、まだ頑張ってくれていることに感動。
スーパーエースというポジションを、今はオポジットというらしいですが(ころころ変わる…)、そのオポジットとしてフルセット出場、非常に目立った動きをしていました。
目が悪いので、最初はヘータだと気づかなくて、えらい動きのいい選手だなーとおもって見ていてその仕種からわかったという。
スパイクのフォームとか、クセがあるからなー。
あとから試合記録を見たら、毎回出ているわけではないようなので、こんなにすごく調子のいい彼を見られたのはとても幸運だったのでしょう。
あとは、加藤選手。1セットの中盤から出て、ラストまで。
やはりうまい動きをする選手ですよねえ。
かつての空飛ぶ日本男児(大笑)とまでいわれた頃のフォームの美しさ、飛距離、高さはないけれど、ボールコントロールはうまいと思う。
基本的には後ろに下がって守りを固めるほうに重点を置いているようで、あまりスパイクが回ってくることがないのですが(というか、セッターとの相性か?)、回るといえば流れた球が多かったです。むー。
何度か、アンテナぎりぎりの球を左手でさばくところを見ました…。
でも早い球を打てていたので、まだまだいけるじゃん!というか…。
OQTまでは、非常にいい選手だったとおもうのです…彼は…。なのでなんとか全日本に復帰して欲しいなあ…。でもなー、バレーに対する考え方とかで、主将のタイプじゃないもんなー。
いやはや、観戦していてとても面白いゲームでした。
さて、ワタシの後方で「どこーっどこーっナカガイチさんどこーっ」と騒いでいた見苦しいおネエさまがいらっしゃいましたが…。ガイチは監督だから試合には出ないけどずーっとおんなじところに立ってるよ…と思わず心の中で突っ込んでしまいました。
この、気前よくタダでくれたファイルに挟んであるチーム紹介にばっちり写真載ってるよ…(笑)。
しかも、試合の途中(2セット目くらい)で消えたまま帰ってこなかったけど…何しに来たんだろう…。
(や、バレー知ってたら、ガイチが堺で選手やっててそのまま監督にスライドしたことくらい知ってそうだけど…)
ちなみにガイチは、バレーの名門、筑波大出身で、一般入試で入って一般入部したバレー部(普通はスポーツ推薦の選手で占められる)でめきめき頭角を現した、非常にアタマの良い方だったりするので。
もう少し充実した全日本が出来上がったら、是非監督をしてほしいものです…。
選手の育て方そのものは、成功してると思うんだよね…堺を見てると。チームとして勝てるかどうか、は置いといて。