2006年08月20日

●街じゅうアート北九州 in門司港

街じゅうアートという催しをやっていると小耳に挟んだので、よっとこお出かけしてきました。
夏の日差しは暑かった(笑)。
ただし、このチラシがちょっとみづらい…。どこで何やってるかわからないんだもん…。
はっきりしている、「旧三井倶楽部」というところでやっている(ここは1階が無料ギャラリー、売店、レストランになっていて、2階は有料。2階はアインシュタインが泊まった部屋というのが復元?再現?されているのです。うわーレトロ!という感じのひしひしする建物)「平野遼展」に行くことにした。
「平野遼」は、最近ちょっと縁があって知った画家さんなのですが、抽象画が多くて割と難解。
でも、すごく雰囲気のある絵が多いです。
油絵とコンテの素描など、数点がグランドピアノと、いかにもゴシックな感じのするスペースに展示されていて、雰囲気がすごくあっていました。
今回のテーマが音楽らしくて、指揮者が楽器を弾く人の絵が飾られていたのですが、なんとなく動きの見えるような絵で、ちょっと引き込まれました。

そして、そこでやっていたのがこんな企画。
060820_151045.jpg
ぶれていますが・・・。
修復の必要な絵画を、91に分けて、1ピース千円の寄付を募る。
寄付をいただいた方に好きな部分のピースを埋め込んでもらう。という企画でした。
すっごいぼけてるんですが、暗かったのでうまく撮れませんでした(携帯だし。作品を取ったわけではないしフラッシュもたいてないので、許してください)。
下が原画の写真に、修復の必要な部分の説明が書き加えられたもの。
上が、ピースを貼っていっているものです。3分の1くらいかなあ埋まってたの。
係の方がいらっしゃらなかったので、お話をうかがうことはできませんでした。

060820_151126.jpg
これが、横においてあったチラシ。(やはりブレてます)
どうやら、はめ込んだ部分のピースの番号に丸をつけて渡してくれるらしい。
名前と住所を言えば、修復後の写真をポストカードにして送ってくれるとのこと。面白い企画。
妙にせこい私は91ピース×1000円=9万千円かーと計算してしまった。
結構、何箇所も痛んでいたようなんだけど、それですむのかなあ。
昨年修復したらしい作品のポストカードはそっとめだたなく置いてあったんだけど、修復前、修復後のパネル展示とかしたらいいのになあとちょっと思ってしまいました。

そして、門司港ホテルでも街じゅうアートをやってると知って(チラシに書いてあった)、行ってみたけど場所がわからない。
ぐるぐる回って、ホテルのロビー(またこれが微妙な場所なの…)にいったら、チラシを発見。
スタンプラリー(をやっていた)のスタンプを押して、さて作品…と探すけれども見つからない。
混み混みのロビーでぐるりと歩き回って、スタンプの横?にそっと立ててあるイーゼルの作品がそれなんだと知ったときは、ちょっと寂しかったかな…(ふふ)。
1点なのはいいけれども…。
ホテル所蔵じゃないのかなあ。結構ぞんざいな感じに置いてあって(だってとなりはあいだみつをの作品販売コーナーとかで、イーゼルは壁に対して垂直だったし…それは、見たい人だけに見せたいとか照明の問題とかあったんだろうけど)、街じゅうアートというイベントにもホテルにも、ちょっとマイナスな感じがした。もったいないなー。

スタンプラリーの残りの地へ、来週あたり繰り出してみようかなと思っているのですが、また見つからないで迷うのかなーとか思うとちょっと心配。
(どうも、門司港の平野遼展がいちばんソレっぽい気がする)

あ、でもこの活動、なんとNPOさんがやってるのでした。
NPO法人 創を考える会・北九州
http://www.sohkai.or.jp/
NPOだからどうとかいうことはないんだけど、すごい熱意だなあと思います。

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