2006年03月19日

●スターフライヤーに乗りました。

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 黒い機体がかっこいい…!
 これは新北九州空港からの写真。
 機体のサイズはかなり小さめ。
 エアバス社のA320という機体らしいです。
 以前の北九州空港は、そもそもこれくらいのサイズの飛行機しか飛べなかったので(滑走路が小さいため)、滑走路を歩いて行って階段を上っていたのですが、さすがに新空港はちゃんと通路がつながります。ちょっと感動。
 帰りの羽田空港では、バスの旅でしたけどね。

 旧北九州空港を使ってた方には懐かしいバス移動。小型機や、新規参入の会社には、遠ーい乗り場が与えられるのです。
 あと、小型機も。これは規格上仕方ないのかなー。
 搭乗口を抜けるとそこはバス乗り場。(笑)
 バスに揺られて10分弱、飛行機の下について、階段を上って乗り込むのです。チャーター機に乗って帰ってくる要人のような気分をプチ味わえます。(笑)

 さて機内。
 座席は聞いていたとおり広い。
 席数を押さえたそうなのですが、並びが3席×2列なのが意外。まあ、席幅が広いので座ってる分には気にならないけど、乗り込むときにはちょっと微妙。
 遅いほうのバスに乗ったので、着いたら約半数が乗り込んでいる状態になるわけです。後ろよりの窓際の席だったのですが、ちょうどフライトアテンダントさんが、乗り込んでくるお客さんを避けようと避難していたポジションでした。
 笑顔で挨拶してくれるFAさんに、「あの…そこなんです」というのは、相手の方も動揺していてちょっぴり気まずかった…。

 さてさて、特筆すべきは室内の静かさ、ですね。
 旧空港の小型機に乗っていたときは、後部座席に座ると大変うるさくて寝るどころではなかったものです。
 それがとても静か。
 座席は広いのだけれど、ヘッドレストと言うのかな、ちょうど首の辺りにくる凹みの部分が高さが合わなくてちょっと居心地悪し。標準よりちょっと座高高いので…。でも、私ではまりが悪かったので、大柄な男性はもっと困ったんじゃないかなあ。
 ぐいっと持ち上げれば固定できるようなのですが、そういうところの説明がないので、ちょっと難。
 全席についているテレビ画面がタッチパネルと言うのも、事前にネットで見てわかっていたのだけれど、当日はからっと忘れていたので、しばらく悩んでしまいました。だった、液晶画面って指紋つくのいやだから「触る」って発想になかなかならないんだよね。
 初期画面はスタイリッシュを意識してるのかそっけないし。(そこに画面に触れてくださいとか書いてあればいいのになあ)
 機内誌とかが無いので(他の会社みたいに分厚いわりにあんまり面白くなかったり、通販の本みたいなのが読みたいわけではないので、無いのは賛成)ぺったんこな座席後ろのポケットに、確か2枚くらいの小さめな説明書き。テレビと音声の番組表+α。うーん、目を通して、なんかかゆいところの隣を一生懸命かいてもらってる気分になりました(苦笑)。
 あと、イヤホンも入り口で配布なのね。
 入り口で「いかがですか?」って言われて受け取れる人は、時間や心に余裕があったり(いわゆる「行き」の人ね。笑)、その飛行機慣れしている人だけだと思うのです。
 次々に後ろから来る急ぎ足の人たちが無言のプレッシャーをかけてくるから、私は結構、飛行機に乗りなれているほうだと思うけど、入口でひざ掛けを貰い損ねることが結構あるのです。(爆睡のためにはとても必要)
 わざわざ呼び寄せて持ってきてもらうほどのものでもないんだけど(無いならないで使わないって人は多いと思うから、ある意味、経費削減にはなってるかもだけどね)、イヤホンとひざ掛けを持って、出発前に通路を往復するくらいの手間は掛けていただきたいなあと思うのです。
 入口でイヤホン配ってるのは気づいたので、座席に無くても気にならなかったけど…飛行機経験の少ない人は、がちがちになって、救命具の説明とか見入っちゃうくらいに緊張するのだから、そういう説明書っていうのは、押し付けじゃないと思うなあ。(慣れてる人は、逆に何も見ないでFAさんに聞くんだけど)
 とにかく「簡潔」にこだわりすぎてるかな。枝葉末節、枝葉取り過ぎ。それじゃあ光合成できませんから!
 ちょっぴり、初心者にはどうかな?と思うけど、スタイルとしてはそのシンプルさが好き。難しい。

 さて、結構厳しく言ってしまったので、良いなーと思ったところ。
 ドリンクホルダーが、テーブルとは別に付いているのです。
 なのでわざわざテーブル出す必要は無し。コレ、結構大きい。だって邪魔だったし。
 液晶画面のすぐ横なので、手が引っかかることも無い。
 惜しむらくは、ペットボトルの持ち込みも多いと思うので、ペットを引っ掛けられるような金具みたいのがあったらよかったのになあ。座席のポケットってしまいにくいんだよね…。
 あとは、足置き。
 何気ないんだけど、ちょっと嬉しい。ただし、足置きを使うと、前の座席の下に荷物を押し込みにくいという欠点もあったりする…。
 それくらいかなあ。
 強行スケジュールだったので、離陸してすぐ寝ちゃったのです。ちょっと楽しみにしていたこだわりのドリンクも飲めずじまい(だって、目を覚ましたときにはシートベルト要着用になってしまっていたので)。

 富士山をほぼ真上に見られる運行ルートは、ちょっと感激でした。

 ……そういえば、就航記念キャンペーンの粗品、貰い損ねた…。JALは(行きはJALだった)わりと高めな(高いはずは無いけど…)雰囲気のボールペンだったのですが、スターフライヤーはなんだったんだろう…。
いまさら貰い損ねたっていっても、信用してもらえないだろうな…。しょぼん。

 さて、そんなスターフライヤー社のサイトはコチラ。
 http://www.starflyer.jp/index.html

 ついでに新北九州空港のサイトはコチラ。
 http://www.kitakyu-air.jp/index.html

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