2007年04月23日

●KIGS。2

さて、KIGSのトイレ以外の感想で。(笑)
全体の建物としては、ちまっとしてます。
企画展「遊びイノベーション」はやや期待はずれ。
500円という入場料に見合うかどうかは、よくわからない。

個人的には、こういう高尚な企画を理解できるだけの脳みそがなかったので、そのせいで欲求不満?が溜まったのかなとも思いつつ。
正方形の企画展示室の入口のところを3メートルくらい、受付プラスアルファ用に切り取って、臼←こういう形の入口になっているのですが。
実は、この臼の字の上の部分。ここにも展示物があり、また、その壁から覗くように作ってある展示もある。
全部で8つくらいの展示のうち、3個がここにあって、それが展示だということがとってもわかりにくい。
それから中に入ると、とても無愛想に6つくらいの展示物がある。
小さいスペースだから、あえて進行方向やルートなんかは作られていない。
そして、全体的に「体験型」の施設のように見えるのだけれど、その「体験方法」もわからない。
また、これは製作者とは別の閲覧者としてのエゴなのだけれど、私はそういう「体験型」を体験することが極めて大嫌いなので、どういうものなのか説明してもらうor誰かが体験している様を見せてもらわないと、理解できない。
室内にはスタッフらしき人が数人(少なくはなかったような気がする)いて、もしかしたら、基本的に口頭でカバーという方針だったのかもしれないけれど。
こういう展示ものは、結構ギリギリにできるらしいので、そういう説明の訓練が足りなかったのかもしれない。
中途半端な場所で立っていることがとても多かったり、調整中ですの一言でお客さんを追い払ったりとか。
(動いているところを見ないとなんなのかわからないんだから、調整中ですがといいつつ、どういう仕組みのものか説明する心遣いが必要だよね…。だって、調整が終わるまで展示室にはいないと思うんだ…)
 すくなくとも、1展示に一人貼り付けるくらいの人数はいたんだから、変に動き回らせないで、各展示に貼り付けて立たせておけばいいのになあと思いました。
 展示されているもの自体は、とても面白いと思ったので、運営の問題なのかもしれないんだけど勿体ないなあ。
 来訪者向け配布物を、ほんの少し充実させるだけでずいぶん違うのになーと思ったのでした。(ちなみに来訪者向け配布物、A4両面くらいだったんだけど、入場料払ったときに手渡されも促されもしなかったのだった。勝手に取って、これ貰っていいですか?て聞いたらやっとどうぞって言われたのです)
指定管理者制度らしいんだけど、まあ直営だから良いとか言うこともないんだけど…、スタッフ訓練って、民間に任せておけば大丈夫(だからこその指定管理者)って思っていたので、びっくりするほど期待はずれでした。
 うーん、次の企画展のときくらいには、成長してるのかなあ…。

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