●そ、それはわかってるよ…。
とある方のお宅を訪ねたときの話。
インタホンで入口のロックを解除してもらい、エレベータを待っていました。
もちろん、1階のエントランスで。
3…2…1。
エレベータの階数表示が減っていって、ドアが開くと、中にはお子ちゃまが4人ほど。
降りるんだろうと思って一歩下がったのですが、降りてくる気配は無い。
「上ですよー」
のどかな女の子の声に、とりあえずエレベータに乗り込む。
上なのはわかってるよ…1階なんだから…。
結局そのこたちは、4階で降りていきました。
なにやら1階まで降りてしまったことや、再び「のぼり」になったことなど、不服な点が多数あったのか、きゃいきゃい女の子たちが騒いでいます。
まーいいけど。
4階について、降り際、一番奥に乗っていた男の子が「すみませんでした」と、ぺこりと挨拶をしていってくれたのが非常に気持ちよかったです。
そういえば昔、私もよそのお宅のマンションのエレベータで遊んでいて怒られたなーとふと思い出しました。(苦笑)
その頃はまだ、マンションにエレベーターは珍しい時代だったんです…。