2009年1月17日

ハリー・ポッターと炎のゴブレット そうか民放は吹き替えだよな

 TVでやっていたのでちょっとつけてみました。
 そして3分で脱落。

 相変わらず絵はきれいなんだけども、なんで役者が子供だからといって、吹き替えに子供を使うのか。
 びっくりするくらい棒読みで見ているほうがつらかったです...。

 声に表情をつけるのって難しい。
 宮崎アニメはやたらと話題づくりのために俳優や子役を使っていますが、まあアニメだということと、ディレクションはしっかりしているので、それなりに聞けるんだと思うのです。
 押井監督とはそこで意見の食い違いが出ているようですが...。
 それでも、押井監督がスカイクロラで主となる役柄に声優を使わなかった理由として、「大人でも子供でもない中間層の声を出せる声優がいなかった」というのをあげていました。
 確かに、アニメの子役はそういうところがあって、以前、「名探偵コナン」で「コナン君はどうして大人相手だとぶりっこするのー?」と登場人物から突っ込まれてましたが、そういうぶりっ子声を求めている部分はあるんじゃないかなーと思ったり。
 ちなみにコナン役の高山みなみさんは好きな声優さんの一人です...。コナンでも幅広い声を出しているけど、女性の役もうまいのだこれが。職人的。
 
 それはともかく、翻訳のひどさでも話題になったハリー・ポッター
 ほんとかどうかはしりませんが、初版部数が下降の一途をたどったのは日本のみだとか。
 原本発売後、一年以上発売にかかったわりに翻訳ミスが異常に多く、日本語が変なので、とてもせつないです...。
(1巻で、ハリーのおばさんのペチュニアをハリーの母親リリーの姉、と訳し、3巻のあとがきで「意地悪なのは姉と思いこんで訳していたけど、どうやら妹らしく、作者にきいたら妹といわれたので妹にした」と開き直った言い訳を掲載。いや、正式に許可とって訳しているんなら、英語ではsisterでも、日本語では姉妹どっちか書かなきゃいけないから教えてくれといったら教えてくれるんでは!?という多大な疑惑を残し、...そして完結の第7巻で、リリーは実は妹だったことが発覚するんですね!うわあ、確認したんじゃなかったのかよ、と...)
 ハリーポッターの映画が終わったら、多分ハリポタ人気も落ち着くと思うので、そこら辺で大手出版社に版権売ってみませんか、静山社さん。。。。と切に思う今日この頃。

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