2009年12月アーカイブ

パズルゲーム☆トレジャー野間美由紀

発売日: 2009/11/5

2巻を発見して買いましたが、1巻をたぶん持ってない...。

ミステリーモノしか描かない徹底した作家さんのロングランシリーズ。

パズルゲームはいすくーるが長くなりすぎていろんなシリーズと化しているらしい。

主人公の香月と大地の二人が大学を出て求職中のころがトレジャーらしいです。

ていうか、今は巻数の長い作品はあまり新規の読者がつかないので、すぐに新とか2とか付けるんだけど、こういう半分惰性で買っているシリーズではどれがなんだかさっぱりわからない!

中身はいつも期待をあまり裏切らない、ライトなミステリーなんでつい買ってしまうわけですが。

昔ほどトンデモ設定なトリックがなくなってさびしい気もしつつ(笑)。



最近はどうやら完全データに移行したらしく、妙に絵が丁寧になっていてびっくりする。


野間美由紀さんの著作リスト

百姓貴族

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今は無きエッセイまんが雑誌のウンポコに連載されていた作品。



百姓貴族荒川弘

発売日: 2009/12/11


今は同じ新書館のウィングスに移行して連載されているようです。

北海道の十勝地方で農業をしていた経験をエッセイに。

鋼の錬金術師が代表作品ですが、作品中にわりとシュールな表現がでてくるように、エッセイはわりとブラック気味。

でも力を抜いた絵の書き方で見た目はあまりブラックにならないのがオトクなところ。(笑)



主人公(作家)は牛で表現されていますが、考えたら鋼の錬金術師でもずっと自画像は牛だったので、あまり違和感はないです。

のだめカンタービレ23巻

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完結巻。

のだめカンタービレ二ノ宮知子

のだめがいきなりミルヒーの指揮でデビューしたり、混沌とした前巻からいきなり完結と聞き大丈夫か?と思ったのですが、しっかりまとめていました。

ミルヒー難聴疑惑とか、さらりと流してなんとなく終わりました。

中盤で、サロンの演奏会に呼ばれた後、モノローグで、…伝説と呼ばれた…と思わせぶりな書き方をされていたので、本当にピアノはやめるラストなのかと心配していたのですが。

そんなことはなかった。

確かによほど不幸なことが起こらない限りのだめはピアノをやめそうにない。

千秋の、



それでも

オレはやっぱり



何度でも

あいつを

あの舞台に

連れて行きたいと

思うんだ



この

ピアノを

聞くたびに



にホロリとしてしまいました。

散々メディアミックスで掻き回された割に、キレイにまとめた良い話でした。

変に続編とかでなければいいなあ。

完結してるはずなのに、巻末に今発売のkiss24号ののだめカンタービレのページに…て書いてあったので、心配。

単に映画情報のページだと思いたい。

ぬらりひょんの孫

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ぬらりひょんの孫椎橋寛



少年ジャンプコミックス8巻。

本屋に行ったら出ていたので購入。

なんとワンピースが完売でした。恐るべし。

いつも腐るくらい積み上げてあるし、今回は発行部数が史上最多と聞いたのですが。

まあだぶついた本って主に首都圏なのかもしれませんが。

いやこれはワンピースの話ではなく、ぬらりひょんの孫でした。

とりあえず孫モノで、とある理由で二重人格、とわりとふんだんに禁じ手が使われています。

今回は過去話でじーちゃんの若い頃、そこから因縁が繋がって、大決戦になる方向へ。

ジャンプのお約束って素敵。

これまではストーリー重視で、主人公は有名な妖怪にも有り得ないぶっちぎりで勝ってきたのが、戦いで苦労し始める。

ここで過去話、因縁につながりそうで、主人公は鍛えるためにとある地方へ。

因縁の京都に向かう前に1〜2巻くらいかしら(笑)



この話は思ったより詳しく妖怪をきっちり描くのが気にいっていたのですが、うーん。

ジャンプの既定路線に乗り初めているかも。

Odds GP!2

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Odds GP!2 石渡治
競輪漫画。やっと2巻が出ました。
競輪のオフィシャルサイトにも、コミックス発売情報が掲載されています。
諸事情があって競輪選手になった主人公の話で、いまはなきヤングサンデーに連載されていたのが、休刊のあおりで放浪の旅にでてしまい、気づいたらアクションで連載されていました。
ヤングサンデーはクロサギとめはねっ!を含めてわりと女性でも手に取りやすい系だったのですが、アクションかあ。。。
作者のあとがきによると「続き読みたいから」と誘っていただいたそうで、漫画化冥利に尽きる感じですね。
作者の石渡さんはずっと小学館のサンデー系列で描いていたので、移籍にはちょっと驚いたのですが、まあ休刊というイレギュラーな事態だし。

...さて、肝心の本編は、ヤングサンデー時代が「競輪選手になるまで」編、アクションに移籍してからが「選手になってから」編となっていて、まさしくプロとしての最初のレースからが書かれています。
 もともとスポ根系を描いている人なので、「スポ根」的要素はうまく、アツイ感じが描かれているのですが、選手になってからは「お金」と「しがらみ」のドロドロ感がでてきました。
 2巻目は、いわゆる「ズルイ」選手が中心で、楽をして稼ぎたい、無理はしないでぎりぎり生き残れたらいいみたいなそんな「底辺」の選手が出てきます。本当にありそうなレベルのいやらしさで、ダーティな感じがするのです。
 競輪が、ひとりだけぶっちぎって勝つ競技ではないので、その辺のしがらみとか、八百長ぎりぎりの選手間でのやり取りとか(同じラインの●●に勝たせてやりたいとか)が見えてくる話。
 この漫画を読むと、競輪って面白いなーと思います。難しいから全然あたらないんだけどさ。


Odds 1 (ヤングサンデーコミックス)

 ヤングサンデーは休刊になったけど、コミックスは手に入れられる様子。
 結構重くて、好きな本です。
 ちなみに、いわゆるローディ(自転車ロードレース)とケイリン選手が仲が良くないといわれる理由も、この漫画でよくわかります。
 仲が良くないというか、スピードスケートとフィギュアスケートくらい、使う道具もリンクも競技形態も、全然違うんだな。それを「自転車」でひとくくりにしてしまうほうが無理があるというか。

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