お買い物日記

Odds
石渡治は、パスポートブルーをもっていて、気になる漫画家さんのひとり。
内容が競輪ということで、ちょっと買ってみました。
主人公がギャンブルのレーサーになるきっかけづくりというのは、どうしてこんなに遠回りしなくちゃいけないんだろう…というくらい導入がくどい。
ヤンマガ連載ですが、単行本でくどいと思うくらいなので、本誌読者はいらいらしたんじゃないかなあ。
最初のヤマを乗り越えると、あとはさすがの筆力なので、さくさくと進んでいきます。
ちょっとはまってしまいました。

Cute×GUY
立野真琴さんは、ずーっと昔から買っている漫画家さんのひとり。いつもは新刊でそろえるのですが、今回のはあらすじを読んでもピンと来なくて買っていませんでした。
たまたま買ったものの、読んでみるとさすがに好きな漫画家さんで、買ってよかったーという気分。

築地魚河岸三代目
２０巻も近くなると、だんだん話がループし始めている気がするのですが美味しんぼに続くビックコミックの美味本。さらっと読めます。

村枝賢一さんは、さすがの筆力です。
クリスマス関連の作品４個で、テーマとしてはやや食傷気味、クリスマスを青年誌でやろうと思うとどうしても「平和（ラブ＆ピース）」に主題をもっていかざるを得ないのでしょうかねえ。
全部通しでみると、クリスマスでまとめた編集者に責任がある気がするんだけど（違うパターンの短編と組み合わせたほうが読み味が良かったと思う）、１編ずつばらして読めば、さすがの出来です。