●いきなり寒波。
冬ごもり対策をまだしていない我が家のお花さんたち…。
日差しにかかわらず風はつめたく、早くなんとかしなくては。
そういえば、今月の『趣味の園芸』がそんな企画だった気がします。
立ち読みじゃなくて買えば良かった!毎月、結局買ってるというのに…。
さて、我が家のお花。
初トライの食虫植物さんです。
外見がそんなに怖くないし! どうしても小バエが室内を舞うので、買ってみました。効果を期待して。
強酸性土壌が好きらしいと知って(種類をさがしあてるのに2ヶ月近くかかったよ…)ちょうどブルーベリーのために準備していたピートモスの水溶きをうりゃっとかけたら、元気になりました。
ちっこい新芽が2つもでてるみたい。
解説にはいつでも土を湿らすようにと書いてあったのですが、何回かカラカラにしてしまいました…。でも元気だからきっと平気…。
しかし、今日職場で、食虫植物は土から栄養取れないところに追いやられて虫をとるようになったんだから、そんなに栄養いらないよね。いっぱい虫あげると消化不良おこすよ。…と言われてしまいました。(経験があるらしい)
うーん、そうか働きは期待できないのかー。………。(涙)
●ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
向山 淳子, 向山 貴彦, studio ET CETRA, たかしまてつを
ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
ちょっとちがうかもですが、英語つながりで洋書カテゴリに入れてしまいます(苦笑)。
一時期、あらゆるお店で平積みされていたので、ご存知の方も多いはずな本です。
英語読みへの第1歩を踏み出させてくれた本かもしれません。
表紙に一目ぼれ。 本屋さんで、いつもは近寄らないフロアの通りすがりに平積みされていた本です。
とりあえず猫が気になって気になって、英語からは離れていたのに、つい手にとってしまいました。どちらかというと、英語<猫という感じでしたが、読んでみてびっくり。
いわゆる「英語脳」に関する説明が、わかりやすく書かれているのです。
内容は、実物を読んだほうが絶対にわかりやすいのですが…。
英語はA→Bというかたちで成り立っている、Aは主語、Bは目的語、矢印は動詞。
そして、ABを箱や役者にたとえた説明が始まります。つまり、ABには何でも入るということ。矢印のいろいろな向きの説明。なるほどーと学生英語を思い出しつつ読むと、ちょっと「デキる人」になった気分。(笑)
そこで、例文。
名前と表紙のとおりのビッグファットキャットが出てきます。イラストもポップでかわいいし、お話は、猫とパイ屋さんの凄絶なパイをめぐる戦い(笑)という親しみやすいもの。
例文も徐々にパラグラフが長くなっていくので、だんだん長文が苦にならなくなります。また、難しい(珍しい)単語には訳がルビで打ってあります。
ストーリーが単純なだけに、そうするとちょっとややこしく主語が隠れている文でも読める気がするから不思議です。
すべての例文は、後から1文ずつAB矢印を使って解説してありますので、わかりやすいです。(一番最初は、例文の下に矢印が書いてあったりと、段階を踏んで成長できるように工夫があります)
著者は、この本の例文について「本を読んだ人が混乱せずに学習の成果を試せるように」ちょっと極端な表現など、あまり使われない書き方をしている部分があります、と注釈をつけられています。私にはどの部分を指しているのかわからなかったのですが、たぶんそんな部分があるのでしょう…。でも、私たちも日本語が上手でない人と話すとき、極端に主語!述語!OK?みたいに話すのだから、入門書として秀逸なことには変わりないですよね。
●バケツ稲
「バケツ稲」というものだそうです。
バケツに土を入れて、苗を植える。基本的に水を切らさなければ、枯れることはないらしいです。
苗1本植えと3本植えとの2個を比較のために作るのですが、結果は同等…もしかしたら1本植えのほうがより大きくなってるかも?な不思議。
植えたばかりのときの稲は1本植えのなんか特にひょろっひょろで明らかにやばそうなのですが、みるみるうちにそだってしまいます。
しかしもう晩秋。実はとっくの昔に刈取られた稲穂さんたち。
…それから2ヶ月…気付いたらもう一回伸びた先に稲穂まで付いてましたよ!すごい!植物の生命力ってすごいなあ。
●クロサギ
夏原 武, 黒丸クロサギ 6 (6)
マイナーなのか、1巻には画像がついていなかったので、最新刊にリンクしてみました。
買った理由は、アオリがうまかったのと(しかも新刊案内かなんかの1行文ですよ)、絵が好みだったから。
初連載だそうなのですが、荒れもせず安定したタッチです。
詐欺師のお話です。
詐欺師には、白詐欺(一般)、赤詐欺(結婚詐欺)、黒詐欺(白詐欺を騙す)という3種類があって、主人公は黒詐欺師。なまえも黒崎。(笑)
主人公の黒崎は、フィクサーと呼ばれる怪しげなスナックの親父から「ちょっと羽目を外しすぎた」白詐欺の情報をもらって、その白詐欺を騙してアガリを奪うというのが基本ストーリー。
もちろん、黒崎が黒詐欺になったのには理由があるし、それを巡るストーリーなんかもあります。
現在6巻まで出ていて、短期連載ぽいつくりなので、1冊に2~3話(部?)はいっているのですが、毎回違う詐欺の話を取り上げていて、巻末では、その詐欺に関する解説までなされています。
原作者がいるからこそできるんだろうけど、あーこれだけ詐欺の手口っていっぱいあるんだーと思うと憂鬱になりますね(笑)。
黒崎は、表紙絵からもわかるように?若いです。ハタチそこそこ。
偽悪者ぶってるところがなんだかうずうずするし、かと思ったらぽんと良いことをしたりするし、幼さが同居しているというか、そういう魅力の出し方がうまいなーと思います。(いきあたりばったりってことは…ないだろう…)
とりあえず、詐欺に関する入門書としても使えて(笑)読んでみて損はないかなと思います。
私の注目は、黒崎とフィクサーの関係の変化……。今は膠着状態なので、どう動かすつもりなのかが読みどころ。