2007年09月16日
The Missing Coins (W1300)
The Missing Coins (PENG)
John Escott
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GR:PGR1(Penguin Reader)
語数:1300
YL:1.0
すらすらレベル:★★★☆☆
イングランドに旅行に来た二人が、古切手などを扱うお店に入ってみたところ、泥棒の疑いを掛けられて…というお話です。
伏線があって、結末のあるそれなりのミステリ調ではあるのですが、伏線があまりに唐突に出てくるためストーリーから浮いてしまっているのと、二人の事件の巻き込まれ方が唐突なのとで、本文の文章の難しさよりも、ストーリーの難しさで、すらすらレベルは減点。
ただ、伝記モノとかファンタジーなんかがあまり好きではない人には、それなりにメリハリが効いているし、犯人探しの気分も味わえるのでそれなりにオススメです。
ていうか、語彙数300、総語数1300の本にそんなに求めてはいけないと思うし…、そう考えたらとてもよい部類に入ると思います。
細かい描写をしていけば、日本語で書くとすればそれなりの短編レベルには出来そうな(伏線を伏線らしく書けばとかだけど)奥のある話ではありました。
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- at 12:40
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